豊栄いちおしの名所 図書館

もどる


かの安藤忠夫設計で有名な市立図書館で、いまも見学者が引きも切らない斬新な建物です。私もこちらに転居する以前に見学に来たことがあります。安藤のコンクリートといわれるすべすべしたむき出しのコンクリート壁。本棚は明るい色の木。椅子も机も木製で、落ち着きます。
一番素敵なのは、勉強する人を大事にしているところ。明るく広々とした吹き抜けの2階の周囲にデスクワークのコーナーをたっぷりとった設計で若い学生が黙々と勉強しているのは「日本の未来はまだまだ捨てたものじゃない」と思えてたのもしいです。
困ることは、関西人の設計なので雨と雪を想定していないのか、往来と駐車場からは遠いのに屋根もなく、雪国の伝統の雁木を学んで欲しかったと文句を言いたくなります。


    

 円形・吹き抜けホールの児童室。ちょっと圧迫感あり。
ほかに読聞かせ室も独立してあります。こちらは窓があってホッツ。



11月23日 
開館3周年記念フェスタが開かれました。
閲覧コーナーがコンサートホール兼子ども遊び場に変身。朗読劇、フルート・デュオ、ジャズセッションに、昔遊び、影絵作り、などなど。読みきかせの部屋では一日中お話が聞ける「おはなしラリー」も。家族で一日遊べる楽しい一日になっていました。