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Q&A02

 

質問

 ○フッ素を飲んだ場合どれくらい体に蓄積して、どの位の量で体に害が出るのですか? もし害が出るならお茶飲めなくなるのですか?

回答

1)フッ素の体内蓄積に関しては、良く分かっていないというのが正解でしょう。 フッ素の形態(フッ化ナトリウムの方がフッ化カルシュウムより吸収が良い)、 個体差(同じ濃度のフッ素化飲料水を飲んでも斑状歯になる人とならない人が出てくる)、 環境(気温、食事内容と量、大気のフッ素濃度・・・・)等々の因子が有り一概に摂取量 の何%が蓄積するかは諸説紛々で不明なのではないのでしょうか。 角田先生たちの説としてはフッ素摂取量の半分が尿として排泄される。 だから、フッ素の応用の前提として、尿中のフッ素濃度の測定は不可欠と 話されております。 2)どのくらいの量で害が出るか? それがフッ素論争の大きな焦点の一つです。 害を斑状歯、骨フッ素症に限るのか。 骨肉腫、ダウン症、骨折、知能の低下、脳神経障害がフッ素の過剰摂取 で起きるのか。等々問題は山積みです。私は、アメリカでは1ppmで 斑状歯が多発していること、少なくとも体に良いことは何も無いから 使わない方が良いのではないかと考えています。 3)お茶は体に悪いのか? そのうちアメリカで「フッ素が体に悪い」ということになれば、彼ら「お茶もフッ素を 含むから体に悪い」と言い出しかねません。私はお茶は日本の文化遺産なのですから程 ほどにたしなむことは良いことだと考えています(お茶は体に良いからもっと飲もうと いうのも誤りですが)。 問題は”環境汚染物質フッ素で虫歯を予防しよう”という誤ったアメリカ人の考え方 を真に受けて、日本の歯医者たちが薬物としてのフッ素を子供の体に垂れ流しているこ とです。 答えになっているかどうか分かりませんが、私として言えることは以上です。 草々 2001.3.19 成田憲一
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