抄訳 2001年10月14日コネット教授の講演記録
抄訳 2001年10月14日コネット教授の講演記録
コネット教授は、英国ケムブリッジ大学卒業後、合衆国ダートマス大学で博士号を取得。
現在ニューヨーク州セントローレンス大学教授(化学)。
「なぜ化学者としてフッ素化に反対するのか」
−水道のフッ素化は、歯に悪い、健康に悪い、そして科学としてタチが悪い。−
同時通訳 村上 徹、中曽根裕子
フッ素の虫歯予防効果はほとんどない
ニュ−ジーランドで水道水フッ素化を指導的に推進していたジョン・コフーン博士が世界中
を旅行して集めた資料、そしてニュージーランドで集めた調査資料から、フッ素化による虫
歯予防効果がほとんどないということが分かりました。そこで博士は、フッ素化反対に立場
を変えました。
博士は、じつに勇気のある偉大な人物でした。1986−87年にアメリカ国立歯学研究所が行っ
たフッ素と虫歯の関係性に関する調査からも、フッ素化の効果はほとんど認められませんで
した。その調査では虫歯の発生率を歯面数で比較し(DMFS)、17歳児のその数をフッ素化
地区で2.79、非フッ素化地区で3.39と報告しているのですが、その数字の差である0.6を、
3.39という数で割って、フッ素には18%も虫歯を予防する効果があったと発表しているので
す。しかし、こんなやり方がインチキであることはいうまでもありません。百歩譲ってイン
チキではないとしても、その数字は、歯の本数に換算すれば、一本の差にもなりません。
何しろ17歳児の歯の面の数は128もあるのです。アメリカ政府は、こんな統計的な数字の
ごまかしてまで、フッ素化を推進しているのです。
1999年にCDC(連邦疾病管理・予防センター)は「フッ素化は20世紀における大成功を収め
た医学的施策のトップテンに入る」と宣伝しましたが、この宣伝には、何の根拠もありませ
ん。第一、コフーンは博士が示したように、虫歯の減少は、フッ素化の実施以前から起こっ
ている現象なので、フッ素化されてない国々でも同じように虫歯は減少しておりますし、
フッ素化を中止した国々でも減り続けております。
歯牙フッ素症
アメリカの幾つかの州で、20−30年フッ素化を続けてきた地域では、子供の歯が危機的な状
況になっている事が報告されております。1999年のCDCレポ−トで、フッ素の虫歯予防効果は、
歯が生える前にフッ素が体内に取り込まれたためではなく、歯が生えた後で歯がフッ素に触
れる事で起こるのであろうということ言われています。フッ素の全身的応用である水道水フ
ッ素化の結果、歯牙フッ素症(斑状歯)は、約30%も発生し、一人当たり2本も増加している
ことが報告されてきたのです。
水道水フッ素化実験は失敗した実験です。最初の計画では、1ppmでのフッ素化では、軽度の歯
牙フッ素症の発生を10%程度に押さえるつもりでしたが、実際には約30%も発生してしまった
のですから。
それなのに、今になって政府の推進当局は、歯牙フッ素症は医学的な問題ではなく単なる美容
上の問題にすぎないと言い訳している有り様です。もちろん、こうした言明には多くの論争が
あります。
ダン・ベストンという歯科の指導的な研究者は、歯牙フッ素症の原因は、歯が骨の中で成長を
続けている時に、カルシウムが沈着するに従って分解されるはずのアメロジェニンというタン
バク質が、それを分解する酵素の働きをフッ素が障害するため分解されずに残り、その結果と
してカルシウムの沈着不全を起こすことによって生じる異常だという考えを発表しております。
われわれ化学者が憂慮しているのは、フッ素の毒性の根本は、フッ素が体中の酵素の働きを障
害するところにあると考えているからなのです。
フッ素が歯の形成に必要な酵素を障害を、30%もの子供たちに起こしているのですから、他の
酵素を障害すればどんな結果になるのかを問題にしなければなりません。
フッ素に対する歯科医の見解が、あくまで歯を中心した偏ったものであること。全身について
の視点が極めて不充分であること。今までのフッ素論争は、あくまで歯を中心にした議論でし
かありませんでした。歯だけしか見ていない人々によって進められてきたのです。しかし、
フッ素化の問題は、歯の問題を超えた問題なのです。
一つの証拠として1997年に発表された英国のジェニファー・ルーク博士の研究によりますと、
フッ素は脳の松果体に高濃度に蓄積されるということが明らかになりました。
松果体は脳の中心にありますが、血液脳関門に守られていない血流の非常に多い器官です。
松果体の中には歯や骨と同じように石灰化した粒子があるのですが、博士はこの粒子の一部
の中にフッ素が高濃度(約9000ppm)に蓄積することを発見したのです。松果体はトリプト
ファンというアミノ酸から4段階の酵素反応を経て、セロトニンからメラトニンを合成しま
すが、博士はフッ素がこの過程で酵素の働きを障害すると考えたわけです。
そして、フッ素に曝露された実験動物のメラトニン産生が低下する結果として、動物が早熟
化することを見出したのです。
メラトニンは全身の多くの器官の働きをコントロールしています。老化、睡眠、体内リズム
などを支配しています。思春期の子供では夜間にメラトニンが生成されるのですが、このレ
ベルが低下すると、初潮が促進され、早熟化するのです。この研究はカリエス・リサーチ
(う蝕研究)という雑誌に公表されてから3年もたつのですが、政府はいまだに何の反応も起
こしていません。1945年から10年間の子供たちに関するフッ素化の研究で、フッ素化された
ニューバーグ市の子供たちの方が、フッ素化されなかったキングストン市と比べ初潮年齢が
平均6ヶ月も早いという研究が1956年に発表されているのにです。
甲状腺への影響
次に重大な問題として、甲状腺に対するフッ素の影響があります。以前には、医者は甲状腺
機能亢進の患者にフッ素を投与していたのです。それはフッ素が甲状腺機能を抑える作用が
あるからなのです。当時2.5−4.5mgのフッ素が投与されていたのですが、恐ろしいことに、
この量は我々が現在摂取しているフッ素の量と重なっているのです。この事実は、甲状腺機
能が正常な人や低下している人が、このような量のフッ素を投与されたらどうなるのかとい
う問題を提起しているのです。アメリカには2千万人以上の甲状腺機能低下症に苦しむ患者が
いるのですが、甲状腺機能低下症のうちどれ程の患者がフッ素化に起因しているのかという
深刻な問題に対して、当局は全く反応していません。
骨の問題
さて、ここで骨の問題に入ります。
我々が飲食から吸収したフッ素のうち、約50%は腎臓から排泄され、残りの50%が骨に蓄積
します。インドや中国の骨フッ素症患者の多くは、環境中の過剰なフッ素が原因なのですが、
栄養不良もその原因の一つです。しかし問題は骨フッ素症の初期症状は、関節炎と非常によ
く似ているという事が重要なのです。
今まで問題になったことは一度もありませんが、ここでアメリカ政府が問題にしなければな
らない事は、アメリカで関節炎に苦しんでいる患者のうち、どれ程の割合のものがフッ素に
起因しているのかという問題です。1979年に、英国では飲料水のフッ素濃度と骨のフッ素濃
度を調べた研究があるのですが、アメリカでこのような研究がなされた事は全くありません。
全く異常と言うしかありません。
推進派が信じていることに、フッ素が骨の密度を高めるということがあり、骨密度の低い患
者にフッ素を投与するということがあります。
実際、彼らは更年期の女性に一日当たり25−75mgフッ素を投与して腰部骨折を減らそうとし
たのですが、残念なことに、骨折はかえって増加してしまいました。フッ素は骨を硬くはす
るのですが、同時にモロくしてしまう事も分かったのです。
老人の腰部骨折は深刻な問題です。
手術を受けた人のうち、25%は1年以内に亡くなり、50%は寝たきりになってしまいます。
ここで問題になるのは、1日当たり25−75mgの短期間のフッ素投与で、腰部骨折が増加すると
いうことです。
ではもっと少量のフッ素を、もっと長期間投与するとどんな結果になるかという疑問が出て
来ます。1990年以降、フッ素化と腰部骨折の関係を調査した研究19のうち、11の研究がフッ
素化によって腰部骨折が増加したという結果を示しています。しかし、フッ素化によって骨
折が減ったという研究もあり、一向に変わらないという研究もあるわけです。このように結
論の分かれている公衆衛生上の問題に対して、我々は一体、どのように考えたらよいのでし
ょう。最近の研究の一つを示して説明しましょう。
リーと共同研究者たちは、中国の6つの村を対象に、0.25ppmから7.97すなわち約8ppmの飲料
水フッ素濃度の範囲で腰部骨折との関係を調査しています。この研究では1ppm以下ではそれ
ほど差は見られませんでした。そのためこの研究は、1ppm以下ではフッ素と骨折とは関係な
いことを示す報告として使われたのですが、図からわかるように、この研究データは、
1.5ppmでは骨折は2倍に、4ppmでは3倍になることを示しているわけです。このような場合、
疫学的には量依存の関係(量に応じて反応する)があると見るわけで、フッ素と骨折の関係
を示す所見だと考えます。次に安全幅という事についてお話します。フッ素濃度が1.0ppmから
1.5ppmに上がったら骨折が2倍になったということは、安全幅が存在しないことを示している
わけでもあります。
次の研究はアメリカでは殆ど見当たらない研究でして、イギリスでのフレニーという人の研
究なのですが、彼の研究では3ppmの飲料水の地域では1ppmと比べ明らかに出生率が低下して
いるということです。そこで彼は飲料水からのフッ素だけでなく、それ以外に摂取するフッ
素に注意するべきだと結論に書いているわけです。
脳との関係
次はフッ素と脳との関係です。1995年にフィリス・マウレニクス博士は、動物実験で妊娠中
のラットにフッ素を投与すると、仔に多動性が確認されたこと(人間に当てはめると、落ち
着きがなく学習が困難な児童だということです)、生まれた後のラットにフッ素を投与した
場合には動きの少ない(人間なら無気力な子供)ラットになるという研究を公表しようとし
たのですが、彼女の勤務先のフォーサイス・デンタル・センターの上司に公表をさし止めら
れました。それでも彼女はこの研究を発表したのですが、そのために解雇されてしまったの
です。その後、中国での疫学調査で、フッ素濃度が高い飲料水を飲んでいる子供たちの方が
知能指数が低いという報告が出ました。
このマウレニクス博士の実験に対して、投与したフッ素の量が多すぎるという批判がでまし
たが、1997年の雑誌ブレイン・リサーチ(脳研究)に掲載されたバーナー博士の動物実験で
は、飲料水フッ素化と同じ1ppmの濃度のフッ素を動物に投与したところ、腎臓と脳の細胞に
形態変化を引き起こし、かつまた、フッ素がアルミニウムと結合したフッ化アルミニウムと
して脳に蓄積して、アルツハイマー病と同じようにアミロイドの蓄積を引き起こすことを証
明したのです。
マスタ−とクープランによる研究では、フッ化ケイ酸でフッ素化されている地域のマサチュ
セッツ州やニューヨーク州の子供たちの血中の鉛濃度が高くなるという結果が示されており
ます。
同じフッ素化でも、フッ化ナトリウムとフッ化ケイ酸とでは、血中の鉛の増加が違うという
ことで、アメリカは現在深刻な議論が行われております。政府当局はフッ化ナトリウムも
フッ化ケイ酸も、水に溶ければフッ素イオンになるのだから同じだと言うのですが、この研
究者たちはフッ化ケイ酸は水には完全には分解せず、フッ化ケイ素分子と鉛が結びつき血中
に移行すると考えているのです。1970年代にドイツでのフッ化ケイ酸に関する研究で、フッ
化ケイ酸は水中で完全には分解しないことが証明されております。
さらにショッキングなことはアメリカ環境保護庁の職員が議会で証言したところによると、
フッ化ケイ酸について、長期間にわたって動物で実験した毒性研究といった安全性について
の研究が今まで全く行われていないということであります。
毒性−酵素
科学的な立場からフッ素を考えた場合、高濃度フッ素が有毒であることは、スプーン一杯
のフッ化ナトリウムで大人が死ぬということ、カルシウムの代謝を障害するということ、
酵素毒性があるということなどには疑問の余地がありません。これはいずれも、研究で簡
単に確かめられることです。1950年代の初期のフッ素反対論者たちの多くは生化学者たち
でした、なぜなら彼らは、実験で酵素の作用を止めるのにフッ素を使っていたからなので
す。ですから14人ものノーベル賞受賞学者が、フッ素化に反対しているのです。
1981年にアメリカ化学学会雑誌にエムスレイと共同研究者が発表した論文では、フッ素イ
オンがアミドと強力な水素結合を形成することを発見したことが記載されています。これ
はは、フッ素が遺伝子の水素結合を破壊して遺伝毒性を発揮したり、発ガンさせたり、
酵素の水素結合部分と結びついてその作用を阻害したりするという仕組みのおおもとでで
あります。
さらにフッ素の毒性のメカニズムに、フッ素が多くの重金属と結合するという事実があり
ます。そのためカルシウムやマグネシウムといった有用な金属と結びつき、細胞の中の濃
度を低くすること、さらに、鉛やアルミニュウムと結びついて、鉛やアルミニウム単独で
は入り込めない細胞の奥まで連れて行かれて細胞の中の濃度を高くするのです。
環境ホルモンとしてのフッ素
最近、極めて重要視されている問題に、フッ素がGタンパクと結びつくという問題があり
ます。
ホルモンによって活性化される細胞の場合、正常の場合は細胞膜の受容器にホルモンが
キャッチされ、それが刺激となってGタンパクの一種であるGDP(グアノシン2燐酸)に
燐酸が結びつきGTP(グアノシン3燐酸)になります。このGTPが産生されることが、細
胞が活性化されるという仕組みなのです。ところが細胞の中にフッ化アルミニウムが入
り込んでいると、GDPに結合する燐酸の代わりにフッ化アルミニウムが結びつき、
ニセGTPになって、細胞がホルモンなしに勝手に活性化するということが分かってきたの
です。つまりホルモンではないのに、ホルモンと同様な働きをする環境ホルモンと同じ
作用をフッ素が演じるという問題が生じてきたのです。
基本的な疑問
推進論者が言うように、確かにフッ素は天然の物質です。確かにフッ素は天然に存在す
るものではありますが、人体のフッ素の濃度は極めて低いのが普通です。例えば、母乳
中のフッ素濃度濃度は0.01ppm(フッ素化された飲料水で作られた人口乳は、この100倍!)
と、極めて低いレベルでしかありません。自然というものは大きな誤りは犯さないもの
です。もしフッ素が骨や歯の形成に必要なら、神(又は進化の力)は、母乳のフッ素を
もっと高濃度にしたはずであります。間違っているのは神なのでしょうか、それとも、
フッ素推進派なのでしょうか。
公衆衛生…集団投薬の問題
ここで問題になるのは、人口のなかにはフッ素に弱い人々がいるということです。例えば
栄養状態のわるい人、腎臓や循環器に病気をかかえている人などです。虫歯を予防するた
めに、そのような人々を危険にさらす権利が行政にはあるのかという倫理的問題は当然発
生してきます。
フッ素という薬物を集団投与する場合、大多数の人はこれに対して平均的な反応をするも
のですが、残りの数%は過敏に反応するか、もしくは、鈍感に反応するかです。
我々は、平均的な反応をする大多数の人々の影に隠れている、敏感に反応して健康被害を
受ける人々の存在を忘れてはなりません。
この例はフッ素ではありませんが、以前アメリカでガソリンに鉛が添加されていた時代、
鉛が脳に蓄積し子供たちの知能指数IQの平均が5ポイント下がるという研究が問題になっ
たことがあります。なぜこれが深刻な問題となるかと申しますと、知能指数が統計学的に
見て平均で5ポイントほど低下すると、知能の優秀な者は半分になり、知能の低い者が
2倍になるということを意味するからなのです。
ですから、ダイオキシンやフッ素のように曝露量をコントロールできない、安全幅が非常
に狭い場合には、集団全体に暴露させる場合は、ことさら慎重でなければならないという
わけになります。
一般に安全幅は100倍と考えられていますが(種差10×個体差10)、フッ素の場合、
骨フッ素症の安全幅は4、出生率低下では3、腰部骨折では2、そして歯フッ素症やフッ化
アルミニウムの摂取などでは、安全幅は全くありません。
要約すると
1945年に公衆衛生局は、1ppmの飲料水中のフッ素濃度を至適濃度と決めたのですが、様々
なフッ素摂取源が増えた2000年になってもまだ1ppmと言っているのです。
フッ素の摂取量はコントロールできませんし、安全幅も狭いのは、すでにご説明したとお
りです。アメリカ食品医薬品局は、フッ素錠を一度も薬品として認可したことがありませ
んが、それでも使われています。公衆衛生局はアメリカ人の骨のフッ素濃度を一度も調査
したことがありません。フッ素化に使われている90%のフッ素は精製された薬品ではなく、
工場の廃液が使われているわけです。彼らは燐酸肥料工場の廃液を河川や湖に捨てること
は禁止しているのに、飲料水に混ぜて我々の骨に蓄積することは許可しているわけです。
さて、以上申し上げてきた事をまとめてみましょう。
@ フッ素が歯に良いという事は、誇張された説でしかありません。
虫歯予防効果は、局所的なもので全身的なものではありません。フッ素化による歯牙フッ素
症は、最初の見積もりの3倍も多く発生しています。
A フッ素は骨に蓄積し骨肉種、関節炎、腰部骨折を引き起こします。松果体に蓄積(早熟)
し、甲状腺機能を低下(更年期障害を増加)させます。脳に蓄積して障害を与え、Gタンパク
と結びついて、環境ホルモンとして働きます。フッ素化に使われているフッ化ケイ酸は工場
廃液であり、安全性の研究がなされたことは全くありません。
B フッ素化は「医者は患者に害を与えてはいけない」、「十分な説明の結果、同意を得る
というインフオームド・コンセント」などの医学倫理の原則を損なっております。
C フッ素化は、常識の問題、科学的問題、倫理的判断の問題、予防原則の問題、大衆討論
の問題などの重要な問題を脅威にさらして来ました。
D この5年ばかり、フッ素化を推進している学者たちは、私との論争を避けるようになっ
て来ました。ある論説の如きは、「論争することでフッ素化の反対論に、あたかも科学的
根拠があるかのような幻想を大衆にあたえる」ので、論争をするなとまで言っております。
E 私の考えは、一言でいえば、「危険は避けよ、疑わしき物は使うな」ということであ
ります。これが毒性環境化学物質に対処する人間の知恵なのであり、予防原則という言葉
の意味でもあります。
ご静聴有難うございました。
(以上)
筆記文責 成田憲一
ご多忙中の村上先生に監修して頂き感謝いたします。