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会 報 紙  第44号   2000年 9月23日発行 フ ッ 素 を 考 え る 新 潟 連 絡 会

アメリカ議会上院公聴会での証言

(2000年6月29日)―23年ぶり  [最近アメリカ国内で水道水フッ素化反対の世論が一段と厳しくなっているいることは、 これまでに私が様々な機会をとらえて報告してきたとおりであるが、ついに合衆国議会 もこうした世論を黙視できなくなり、本年(2000年 )6月29日に上院で公聴会が開催さ れた。議会でフッ素化について公聴会が開催されたのは、1977年以来実に23年ぶりである。」 (村上徹博士)ごとく、大きな変化の胎動が誰の目・耳にもはっきりしてきました。 とはいえ、日本のマスコミは未だ注目していません。推進派は意図的に黙殺しています。 本紙だけがこの事実を一番早く報道し、読者にさらなる関心を喚起したいと願っています。 証言に立ったのは、J・ウィリアム・ハーッイ博士です。博士はアメリカ合衆国環境庁職員 組合副委員長です。「本省の職員で、法律で"プロフェショナル"と認定された毒物学者、 生物学者、化学者、技師、弁護士その他の職種の者で構成されている組織」の一員なのです。 日本の環境庁・厚生省に骨のある本庁組合・気骨ある人物・学者が存在しないのは大変悲し く残念なことです。 博士は、「アメリカの一般社会に対するインフォームド・コンセント もなしに50年以上にもわたって集団投薬を続けているこの政策に対する問題提起」を、 医学的証拠をもって簡潔に証言しています。アメリカ国内では、水道水フッ素化が「今世紀 最大の詐欺」として告発されています。フッ素化の見直し(中止)の流れは、今後ますます 加速されても減速されることはないでしょう。アメリカ国内での訴訟の頻発すら予測されます。 村上博士の翻訳で全文が「フッ素研究」第19号(2000年11月発行)に掲載されます。 <以上>
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