スリラー&サスペンス
恐い、怖いお話の類い。ホラー、ミステリー、サスペンスなどです。
人の死など扱われているジャンルではありますが、それに関わる展開がおもしろいのです。
意外な展開が多いのも魅力の一つ。最近はこの手の作品は元気ですね。

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インビジブル(’00 出演ケビン・ベーコン、エリザベス・シュー)
”透明人間”を研究する国家最高機密プロジェクトを率いる天才科学者が、自らの肉体を使い実験に成功。しかし、元に戻すことができなくなってしまう。元に戻れなくなってしまった彼は最初はそれを嘆くが、次第に透明であることの魔力に取りつかれて正気を失っていき・・・・・・。
善人、悪役、意外に(w なんでもこなすケビン・ベーコン、この役は今までで一番のハマリ役では!?
というのは、まず透明人間になってどんな恐ろしいことをするのだろう!?と思っていたら、エロに走りました。(笑)(←特に理由はないんだけど、なんとなくケビン・ベーコンだとピッタリな感じがするんです(^-^;)
で、前半のこんな↑展開から一転して、後半は「エイリアン」系な展開になりますが、これ系統独特のドキドキ感、スリルは表現されていて○。
この作品の一番のウリは、映像技術!透明人間の動きや透明化の過程が素晴らしいです、魅せてくれます!



ホワット ライズ ビニース(’00 出演ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー)
大学教授の夫と美しい妻、平穏な日々を突如襲った不可思議な超常現象。これがもとで、事態は思わぬ方向へ進展する。妻は次々に起こる超常現象に精神的に疲れをみせ、そんな妻を夫は精神科医にみてもらうように薦める。・・・・・・次第に、互いへの疑惑、猜疑心が恐怖を増長させ、ある真実に辿りつく!それは・・・。
割とオーソドックスなミステリー+サスペンスといった感じの作品。
えらい怖そうな宣伝をしていたので、期待してみたのですが・・・・・・全然怖くないんですけど!(-。-;)
どっちかというと、ストーリーのほうが意外におもしろくて、ドラマを見ている風でした。そのストーリー展開も、おもしろくはあるんですがありきたりのお話でわかりやすい!=悪く言えばストーリー展開バレバレ!!(笑)
なんか”ラストを観ていない人に教えるな!”みたいな注意書きがありましたが・・・ばらしちゃいけないような話か!?
(↑主演にハリソン・フォードを据えたことで、少しは意外性のある話にみせようとしたんでしょうが・・・・・・その程度じゃダメよ)



ハンニバル(‘01 出演アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン、レイ・リオッタ)
「羊たちの沈黙」から10年の年月を経ての続編。
原作の小説と違う点がある!(ラストシーンが大幅に違うなど・・・)らしいが、読んでないのでココでは映画にのみ焦点を!
まずはクラリス役ジョーディー・フォスターではないのが残念だ。なんか原作を読んでやりたくなくなったとか。(謎)
まあそれも納得かな!?って内容ですがね。(笑) で、監督も”リドリー・スコット”に変更。(←これに関しては○)

ストーリー→前作の事件から10年ー。ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)は逃亡生活を送っていた。だが、(かつてレクターの手にかかり生き残っていた唯一の人物)大富豪メイスンは復讐すべく追跡を続けていた。メイスンは司法省のポールを利用し、クラリスを再びレクター狩りの任務につける。イタリアのフィレンツェに潜伏していたレクターに気付いた刑事パッツィは、金欲しさにメイスンの組織と連絡をとってしまう。そして皆フィレンツェに集まることに・・・。

最初は、自由に動けるレクター博士に前作ほどの怖さが表現されていないと思い観ていましたが、それは間違いでした。
彼・・・・・・・・・・・・前作より怖いじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁ!!Y(>_<、)Y
その最たるが2つの殺しのシーン!!もうマジで凄すぎですよ、奥さん!!1つ目は、いきなり衝撃的にドカーン!!
「おら、見ろ!!」とばかりに見せてきます。2つ目はラストの<最後の晩餐>じっくりと見せてきて、直視できないような映像が続きます。あと、クラリスに対する歪んだ愛情が、より怖く感じさせますね。おーこわ!!
でも今回のレクターは”悪のヒーロー”といった雰囲気で、かっこよくさえ見えちゃいました。
個人的には、前作より多くの点で良いと思いました。



羊たちの沈黙(‘91 出演ジョディー・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン)
主演の2人を、正に売れっ子俳優にした作品といって良いのではないか。(第64回で主演男優、女優賞を含む5部門受賞)
まずもって原作がしっかりしているのだろう、静かな展開で、しかもサイコ系なのに、ストーリー自体に引き込む力がある。
そして2人の演技が良い、特にアンソニー・ホプキンス!作中ほとんど拘束具等で身動き出来ないにも関わらず、恐怖が漂う。
存在だけで怖い!っていうのはどういうこと?(笑) 彼以外の俳優では無理でしょうな。
ストーリー→若い女性を殺したあと皮を剥ぐという残忍な連続殺人事件が発生。FBI訓練生クラリス(ジョディー・フォスター)は犯人を割り出すために、牢獄中の元精神科医で天才、殺人鬼レクター博士を訪ねる。彼は、彼女を気に入り・・・。

ラストでレクター博士は隙をついて逃げるわけですが、その方法が凄すぎだよ。お〜怖ッ!
でも続編「ハンニバル」のほうが もっと残酷な殺し方してます〜。(>_<) それでは「ハンニバル」にGO!? 



エクソシスト(‘73 出演リンダ・ブレア)
‘70代のオカルト映画ブームを引き起こしたといってよい作品。
古い作品でしたので、オリジナルの‘73のモノは観ていませんでした。(爆) 当時残酷すぎたとしてカットされた約15分を加えたディレクターズカット版(‘00劇場公開)を観ました。
で、当然カットされていたという約15分のシーンはわからないんですけど・・・・・・・・・この作品自体、どこか怖いところありますか!?(w
むしろ、階段をブリッジ状態でかけおりるシーンなんかは笑えるんですが!(爆)
まあそれなりに凄い映像ではあるのですが、近年作られている作品のほうがよっぽど怖いと思いますね。(笑)
ストーリーは12歳の少女リーガンに悪魔が取り憑き、2人の悪魔払い師=エクソシストが立ち向かうが・・・。
↑この立ち向かうまでが長いこと!!(笑) いわゆる怖いシーンは後半に固まっています。とまあ、怖いシーンにもっていく前置きが長過ぎるため、だれてしまうのが残念です。
首を180度回転、汚い言葉で罵る、口から緑の液体を吐きかける少女の豹変ぶりは壮絶であり、観る価値ありかな!?



セブン(‘95 出演ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー、グウィネス・パルトロウ)
退職間近のベテラン刑事(モーガン・フリーマン)と新人刑事(ブラッド・ピット)の2人の前に、驚愕の連続殺人事件が発生する。それは、胃袋が破裂する程食物を詰め込まれた大食殺人や、舌と右腕を切り取られ、衰弱していく様を撮った写真が残された怠惰殺人などの”7つの大罪”の内の1つが再現されているというものだった。
実に良くできたストーリーで、きちっとまとまっている作品だ。犯人の冷酷で残忍な手口が本当に恐ろしい!が、そこに観客を惹きつける力があるのも事実。
この頃まだ無名に近かったいまやオスカー俳優のケビン・スペイシー演じる犯人が、最後である7つめの大罪を見事に成し遂げるサイコぶりが凄すぎ!!このラストはコレでまとまっていて納得なんですが、それでも驚きのラスト!です。



真実の行方(‘96 出演リチャード・ギア、エドワード・ノートン)
シカゴの大司教が惨殺され、その教会に住んでいた少年が容疑者として逮捕される。野心家弁護士ベイルは不利な状況でありながら、彼の弁護をかって出ることに!睡眠暗示によって、彼が多重人格である可能性があるとわかり・・・。
法廷ミステリー、というところでしょう。弁護士がリチャード・ギア、少年がエドワード・ノートン。
ストーリー展開がスムーズで、巧いこと観せられた!という感じで、観る者を引き込む力がある作品。
意表をつく展開や、ビックリする意外なラストがその要因の1つだと思う。
そして、そのラストとそれまでのストーリー展開が、うまく噛み合っていたのでとてもおもしろかったです。
と同時に、この脚本の出来に感心してしまいましたね。



ゲーム(‘97 出演マイケル・ダグラス、ショーン・ペン)
監督は「セブン」デビット・フィンチャ―。なので、最後にどういう結末がくるのか想像もつきません。
この作品も、考えてもみなかった結末で驚かされましたが、この終わり方は無理があるだろ〜!!と思いました。(笑) でもまあ、作中の恐怖の演出がおもしろかったので良しとします。
ストーリーは、大富豪が誕生日に、弟から1枚のカードを受け取ったことから、さまざまな事件に見舞われるミステリー作。
現実とゲームとの境界線が、あやふやなままに展開する内容は、観ている側さえも惑わす見事な作りです。
でも、マイケル・ダグラスはあまり好きな俳優ではありません!(爆)



アンブレイカブル(‘00 出演ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン)
「シックス・センス」の監督・主演コンビで送る第2弾。アンブレイカブルとは、「不滅の〜」の意で、この作品ではブルース・ウィリス演じる主人公?の体のことをいっている。内容は、132人が乗った列車が脱線事故を起こした。
131人が死亡!だが、ただ1人だけ無傷の生存者がいた・・・。デヴィッドは「何故、俺だけが?」そしてその答えを求めていく。というものです。
「シックス・センス」と同じく、またしても「ご覧になっていない人には、結末を話さないでください」パターンで挑戦的です。今回のは<伏線>(謎を解くカギ?)が凄く良くわかりました。が!結末を途中で気付くことが出来ませんでした。
なんたる不覚!!わかってしまえば、なぜあの<伏線>で俺はわからなかったのだ〜!!!と、思いました・・・。
あと、(これはヒントになるかもしれませんが)鋭い人なら、オープニングのテロップだけで結末が読めますね。
まだの人は、あまり深く考えないほうが結末がわかると思いますので、是非とも当てにいってくださいな。

俺的には、たしかに脚本はおもしろいと思いますが、映像として全編通して暗すぎ(重すぎ)ですね。惜しいです・・・。



ミザリー(‘90 出演キャシー・ベイツ、ジェームズ・カーン)
ご存知?スティーブン・キングのサイコ・スリラー作。内容は、ベストセラー作家が出版社に向かう途中に、事故を起こし気を失う。それを助けたのは、彼のナンバー1愛読者を自称する女性アニー。そしてアニーが次第に狂気と化す・・・
とにかく、キャシー・ベイツ演じるアニーがマジで恐ろしいです!ちびりそうっす!!
特に眼がいっちゃってるんですけど〜。ひぃ〜〜!゛(ノ><)ノ
でも、ハラハラドキドキの展開でおもしろいですよ。怖いのOK!なら是非!

そんでもって、この作品でキャシー・ベイツがオスカーをとりました。が、しばらくはコノ作品のおかげ!?で、怖い人の役でもないのに、怖い人にしか見えなくて大変だったようです。(笑)



シックス・センス(‘99 出演ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント)
ヒューマンドラマ要素も強いですが、やはりココですかねぇ〜。パンフには<新感覚スリラー>とあります。
話は、幽霊が見えるという少年を軸に、物語が進行するホラー映画です。が、家族愛、夫婦愛が根底にあるドラマであると思います。最後には感動しましたし・・・。
この作品には”ある秘密”がありまして、それが最もヒットした要因。ちなみに私は、途中でこの秘密がわかってしまいました。(といっても、結構あとのほうで、遅かったですが・・・)
秘密がわかった上で(2回目を)観ると、これがまたおもしろいですので、2回観ることをお勧めします!!
まあ、なにより脚本が良いので、怖いのが苦手でなければ是非観てもらいたい傑作です。
子役のハーレイ君の、今後の活躍も期待したいですね。(^-^)

注!!観た人は、観てない人に「秘密」を言ってはなりません!!>


スクリーム(‘96? 出演ネーブ・キャンベル)
「10傑」でレビュー? 3作品中で1番おもしろかったです。ネーブ・キャンベルは、この時が1番綺麗でした。
犯人当ては、半分だけ当たってました。(謎)


スクリーム2(‘97?)
同じく「10傑」でレビュー? <続編のもののパターン>なんていう会話も作品中にあり、おもしろいですよ。
犯人当ては、半分さえ当たってませんでした。(謎)


スクリーム3(‘99)
同じく「10傑」でレビュー? <3作目のパターン>も、やはり作品中で語られました。ヒロインの出演がやや
少ないのが残念なところ。犯人当ては、当たりませんでした。今回は、半分はないです。(謎)