骨フッ素症
大人になれば骨硬化症といった
フッ素中毒症が発症します。
骨フッ素症とも呼ばれるフッ素の慢性中毒
症は初期症状としては「若い成人の手や足
の小関節のにぶい痛みを訴えるのが唯一の
症状である」(WH01970)と言われ、
初期症状はレントゲン診断によってしか見
分けられません。
症状が進行すると関節にまでフッ素が蓄積
し、関節運動障害を引き起こし、最後は起
き上がることさえ出来ず寝たっ切りになり
死に至ります。
全身をフッ素に侵された骨フッ素症の患者
さんは、自覚症状として、
「手足、腰そして背中の痛み、めまい、
頭痛、シビレ、耳鳴、どうき、脱力感、
不眠、筋肉のケイレン、腹痛、歯痛」
(フッ素研究No.5 1984)
を訴え、「その苦しみは、患者さんしか
わからない」と言われる悲惨なフッ素中
毒による全身症状を見るわけです。
中国での骨フッ素症。写真は三不見
(サン、ブ、ジェン)と中国語で呼ばれ
る症状を良く示していると
思います。
骨フッ素症の典型的症状、
「三不見」
…天、門、人を見ず。
三不見とは、骨フッ素症により、背中が曲がり、
「門を出でても天を見ず、門を入れど門を見ず、向いにすわる人を見ず」と言
われる骨フッ素症の典型的症状です。
このような全身フッ素中毒症にかかっている人は、中国全土で500万人、そ
の内この写真で見るような重症の骨フッ素症にかかっている人は、50万人に
も達すると推定されています。
私は、ここでフッ素洗口、フッ素塗布、フッ素入り歯磨き剤で、斑状歯や骨フ
ッ素症(骨硬化症)になると言っているわけではありません。
水銀を摂り過ぎれば水俣病に、カドミウムを摂り過ぎればイタイイ
タイ病になるのと同じように、フッ素を摂り過ぎれば、骨フッ素症
になるのだという事、骨フッ素症は、有毒元素フッ素による全身を侵す慢性中
毒症であり、その症状は、水俣病、イタイイタイ病と同じ悲惨な症状を程すと
いう事なのです。
このような有毒微量元素フッ素の慢性毒性を知った上で、
むし歯予防にフッ素を使うか否かを判断をするべきだと言いたいだけです。