はどそんのつぶやき2014

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6月某日 銀行 ネットバンキングの危険性
 ずいぶん前に、ネット銀行に定期貯金をしていたことがある。しばらくして、コンピューターウイルス感染による貯金の詐取が話題になって、その銀行の被害も出ていた。いつのまにか預金を盗まれている心配があった。
私が解約したのは、そのためでなく私が死んだ後に、家族の誰もその預金があったことがわからないと困るなあと考えたからである。母が亡くなって、銀行預金を下ろすのに戸籍謄本(除籍謄本も)を取り寄せたり手続きが面倒だったのはあるが、市内に支店のある銀行なら、通帳が行方不明でも、最終的には下ろせたのである。はて、これがネット銀行なら・・できるだろうが面倒なり。で、1割近い利子だったが解約した。
 近年、送金や振り込みが自宅からもできる便利なネットバンキングを、口座を持っている銀行で契約した。通帳からの引き落しも自宅で確認できるので、たいそう便利である。
けれど、最近フィッシング詐欺のニュースが多い。私が使っている銀行でも頻繁に、この詐欺があるらしく、アクセスするたびに、暗証番号を変えろとか、「MITB攻撃対応機能を持つ不正送金対策ソフト」を使えとか言ってくるが、その誘導が本物かどうか不安なので、窓口で確かめない限り従わない私である。



6月某日 銀行 見た目じゅうぶん年寄な私
数年前のこと。銀行で、現金10万円以上はATMで送れないので、窓口から振り込もうとすると、「このお金が何のためですか、振り込め詐欺ではありませんか」と言われた。
うぅ、私は年寄りか(がっくり)。宛先は「○○板金」とあるのにサ。「工事代金ですよ」とにこやかに答えたが、うちの旦那だったら、「うるさい、そんなことを言う必要があるのか、プライバシーだろ!」と、どなりかえすだろうな。
 娘がさいきん、窓口で送金しようとしたら、「いちおうお尋ねしますが、振り込め詐欺ではありませんよね?」と聞かれたそうな。「○○デンキ」と宛先があってもね。マニュアルになっているのねえ。
   


6月某日 本田圭佑と私とスキントーンテープ
 W杯を観て、本田圭佑の喉にテープが付いているのを発見。いまの私と同じではないか!
彼も甲状腺の手術を受けたのか?・・・公式発表はないねえ。
1.5㎝ずつ細かく切って寄せて、という張り方を、私はその写真から学んだゾ。



6月某日 銀行ドラマ
 『花咲舞は黙っていない』。今シーズンのテレビドラマでは、これがお気に入り。
『半沢直樹』の後番組のような銀行もの。銀行の窓口嬢(テラーというんだそうな)が、内部不始末のチェック部門(臨店というんだそうな)にまわされ、不正・不実に切り込んでいくという痛快マンガのようなドラマ。
 春までNHKの朝ドラ『ごちそうさん』の主役を演じていた杏さんが、もっとのびのび演じている。
銀行の上司や経営者を相手にヒラの女子行員が「お言葉ですが・・」と黙っていないで正論を吐き正義を貫く。ありえない話だけれど、胸がスカッとする気もちいい話。『リーガルハイ』好きだった友も観てたかな。黙っていろよと諭す上司の上川隆也も最後はいつも味方する。大杉漣演じる父親は脱サラ割烹店主。作るお総菜がいつも美味しそうなのも興味しんしんな心地よいドラマです。
 ついでですが、あと興味を持っているドラマは『ダウントン・アビー』。録画で貯めている。



6月某日 ボケ自慢
 最近よく探し物をしているのよね。と友人と話していた。
私は、なくしものはたいていあるべき場所からでてくる。雑に探しているのだわ。
彼女は、美味しいものを夫(甘いものは禁忌)から隠すために絶対見つからないように隠し過ぎて自分でもどこだったか分からなくなる。ハハハと笑い合う。
でも、私は、見つかっても翌日も気分では探し回っていてあちこち見ているの、ほら太陽や電灯をみつめると残像が残るように、というとギョッとされた。
脳の記憶処理能力が落ちている・・・。猫が家出して、見つかったのに翌日散歩に出ると、よその庭のすみや物陰に猫の姿を探している。家出されてあわてている自分の意識が残っている。



6月某日 夢の中でもボケ
 夢を見た。車の運転をしていた。バックで高スピードで走っている、止めたい。なぜかブレーキは座席の右側にあって、手で動かすようになっている。足元にはない。ブレーキ部分には、ひざ掛け用の毛布が落ち込んで詰まっていて、ブレーキを掛けられない。止めたいが、車は止まらない。キャー、止めて!と叫んで目を覚ました。
目覚めてから、気がついた。左にハンドブレーキもあったし、シフトレバーをパーキングかドライブに変えれば、よかったんじゃないか。(まあ、それも危険ではあるが)
 そこで、気がついた。夢の中の私も判断力が欠けている。現実と同様だ。
私は車の事故を昨年末に起こしている。そのときは何がどうなったのかわからなかった。今考えるに、ブレーキペダルを押してギアをドライブのまま車を止めていて、財布をもって降りようとしたので、車は動き出した。自分ではギアをパーキングにしたつもりだったのだ。(それで、ゆるゆると前に止まっていた車を押したのだ)それからはパニックになった、ギアをバックにしてアクセルを踏んだ。すごいスピードで下がり始めた。そこで、またパニくった。またドライブにいれたのだ。Pにしないで・・ブレーキを踏まないで・・。こんどはしっかり前の車にぶつかった。
双方の車は傷がついたがケガ人が出なくて事件にはならず、パトカーのお巡りさんに親切にされ、道路前の商店の人にも親切にされ、ぶつけた相手方からも親切にされ、一件落着したが。
 そういえば、叔父が70才になったころ、諸橋轍次記念館の駐車場から崖下に落っこちた。駐車しようとしていたのだが。自宅駐車場でもぶつけたが、ギアチェンジを間違えたのだろうというのだが自分では何をしたのかわからなかった。命あって物種と、車の運転を辞めた。
 四捨五入すれば70才の私(「あまちゃん」的に四捨五入すれば100才)。ボケが来たかな。
この頃、車の運転が怖い。
 退院してからすぐの頃、左折時に自転車とぶつかりそうになった。 



6月1日 トマトが熟れ過ぎて、か
 休日、のんびり寝ていると、玄関の戸がガバッと開いて、「トマト、いりませんか!?」と女の人の声。
びっくりして、とっさに「いりません!」と答えてしまった。そのまま、声もきこえなくなった。
もてあましている農家のおかあちゃんなんだろうね。ちゃんと、ピンポーンと挨拶してくれたら、買ってあげたのになあ(私、パジャマだったもんなあ)


5月31日 トマトが熟れ過ぎて
暑い日が続いています。真夏のよう。
それで、トマトも完熟になってしまい、真っ赤になって星もみえない。産直市場では、そんなトマトは投げ売りになっています。ジュースにどうぞ、と。
イタリアンな料理にはいいかもしれませんが、皮をむくと、くずれてしまいそう。
農業はお天気次第で、たいへんですね。暑くても寒くても。
米農家でもある、うちの電気屋さんは、「冷夏らしいね」と思案顔。それも、困りもの。
 あ、うちも、ついに薄型テレビに換えました。ブラウン管超重量級のテレビ(100kg)の運び出しに苦労してました。



5月27日 皇室と出雲大社
 「高円宮野典子さま」と「千家国麿さん」の婚約内定のニュースがありました。
これは日本史的に、すごいことです。
国を譲った大国主命の神社に、譲ってもらった(取り上げた)大王の子孫が輿入れするんですからね、2000年の悠久の時が過ぎて。
「さま」と「さん」は新聞のとおり。なんだかおかしいけど。



5月某日  五月
 暖かくなりました、心地よい季節です、なんて言っている私。
そりゃあ、冬のダウンコートは、もう着ませんが、実はズボンの下に木綿のズボン下は、しっかり履いてます。今はパンツと言うんでしょうけど、わかりにくいですね。(パンツ下の下に履いているパンツはショーツ?)
上は、4~5枚は重ね着をしています。5月となると、ウールやフリースを着ては歩けないので、木綿系を重ねているのです。そして、20度を切った日は、しっかりしっかり、しまむらの腹巻をしています。
夏でも、長袖長ズボンの私ですもの、当然です。
夜は、こたつにもぐってストーブをつけて過ごしています。
 さて、明日から、しばらく旅に出るので、HPをお休みします。暖房はあるか、寒いのではないか、だけが不安です。ネパールのカシミアショール、ユニクロのフリース、ホッカイロをもって出かけます。 
では、ボンボヤージ



5月某日 近所の葬式
お通夜では会場から人があふれるほどだった。150名以上の参列者があったもよう。
して、次の日、本葬の告別式に参列したのは、親族20名のほか、列席者席にいたのは6名だった。
 今は、そんな時代になったの、ね。



5月2日 MSのIE欠陥で
 マイクロソフト社の閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」にウイルスへの危険性が取りざたされて、官公庁などでは使用を見合わせているとニュースになっている。
一般人には関係ないとは言うが、どうすればいいの?という会話が友人たちと交わされたが、誰もどうしてよいやらわからない同じレベル。
と家人に訪ねると、設定から最新バージョンをアップデートすれば良い、といわれた。
 ほんじゃ、まずアップデートをし、それからウインドウズ8.1に更新しようとしたが、わたしゃ、自分のマイクロソフトIDがわからなくなっていて、それを調べるのに、苦労した。コードをメルアドに送ってもらったり・・・。なんとか、完了した。この更新は、けっこう時間はかかります。お暇なときにおやりください。
 パソコン関係の膨大なアドレスやらパスワードやらIDなどを、どうやって管理してたら良いじゃろ。
家人はスマホのメモにメモっている。それをcloudでパソコンとI-PADと共有しているという。ほんじゃま、cloudを設定するか。あら、してあった。使っていなかっただけ。これで、遠方の店長さんと帳簿を共有できるわ。
スマホを落としたら大事なパスワードを盗まれないの?スマホを使うパスワードは誰にもわからない複雑なものをかけてあるし、指紋認証は他人にはできない、とサ。ふ~ん、突然たおれたら、あなたのパソコンは誰も開けられず、自動更新しているセキュリティや有料配信の購読はストップできず永遠に支払わなければいけないの?そういう時は銀行口座を解約してください。ふむふむ秘密は墓場まで持て行くのかい。
 新し物好きだ、浪費家だ、パソコンを何台持っているのよ、撮りもしないのにカメラを買い替えてばかりいて、と私に文句を投げつけられている家人だが、その投資額に見合ったインターネット知識は付けていらっしゃるねえ。今日は褒めた。(会話の中ではころしているけどね)



4月29日 こうもり
里山が近いマンションの友は、ウグイスの声の成長を楽しんでいるようです、いいわねえ、優雅ねえ。海が近い平地のこの辺では聴けません。もう少しすると野原や畑でヒバリの声が聴けるでしょう。姿はいつも見えませんが。
 夕方、蝙蝠が飛んでいました。ことしのお初。風もやわらかで暖かな一日でしたからね。
くまん蜂も日中には見かけました。威嚇するかのように道の上をブンブン。それを避けながら庭掃除をちょっと。と、のどかな休日・昼寝付。
たまには、ボヤキでないことを書きました、いえ、美しい鳴き声もないわっていうクドキです。ホッホ。



4月某日 ジンマシン進行中
 昼にイワシを買ってきて、冷蔵庫に入れっぱなしだった。活きがいいのでヌタにするつもりだったのだ。
夕食支度をはじめて、思い出した。間にあうか。急いで身おろしして酢につけた。漬け時間1時間ほど。甘酢につけるころ、身が白くなりきらずにまだ赤い色が残っていた。〆きれてない。まあ、生でも食べられるはず・・・。けれど、食べながらも迷いがあって、三切れで残してキュウリばかり食べた。
 茶碗を洗う頃、目がかわくような感じが始まった。目の周りの皮が突っ張る。肌がざわざわする。頭がかゆくなった。目もかゆくなる。ぶつぶつは出ていないが、腹、背中、わきの下がかゆくなってきた。
食い意地の罰である。本格的にならないうちにと抗アレルギー剤(ネオマレルミンTR)を飲む。熱が出ないうちにと、せっせと洗い物をし風呂を洗う。あ、進行が止まった。そして、落ち着いてきた。
青み魚は全部だめだね、と家人に言われた。もちろん家人はケロリとしている。悔しいゾ。
昼寝をしたのに、、眠くなった。薬のせいか・・・おやすみなさーい。



4月某日 微熱の日々
 暖かくなったと体は思い込んでらっくりして気が抜けているとき、急な寒さの戻りがあると、体調が悪くなる。同級生も大風邪で寝込んだというし、車屋さんは子供の入学式が寒くて風邪を引いた。月半ばころ、やっとこ冬タイヤを交換に行ったら、「いったん変えたタイヤを、山場の雪に会ってもう一度スノータイヤに戻した人もいますよ」、と笑っていた。へんな陽気だ。
 治りが悪いのは歳のせいだねえ、といえない元気な体操教室の先輩がいるから、老年は個人差が大きい。あーぁ、「体調を整える」が月間目標なのにねえ、達成できていないわ。
 痰が出る。だるくなる。おでこに湿疹君が戻ってくる(これは化粧をしなければ出ないのだが、塗ってないとバリバリ顔の皮が突っ張り、しわが増えるる、どちらをとるか悩むところ)。朝寝・昼寝は体力温存の知恵。サボリなんていわないで~。



4月某日 中学の人数は
 私の出身中学は市の中心部で、盛り場と住宅地が校区でした。現役の時は16クラスだったのですが、文部省の視察のときは大慌てで18クラスにしました(店員オーバーだったのだ)。だから一学年900人近くいたはず。団塊の世代最高潮の時代でした。
それが、先月の新聞では、卒業生80名と書かれていた。
おいおい、そうぜい80名ですか!? 少子化、ドーナツ化ですねえ。
さてさて、新入生は何名だったのだろうか。ぶかぶかの制服を着ている中学生を見て思ったことです。



4月9日 TV中継をライブで観てる
 小保方リーダーの記者会見。
テレビで1時から、全局一斉に中継を始めた。
研究者として未熟であった、ということをあやまっているが200回もSTP細胞は成功したという。
 見えてくる真実があるかな、と目が離せない。
不正、悪意、改竄、捏造、、、、不勉強、不注意、幼稚、馬鹿、おまちがいさん、どれだろう。
とにかく科学者として非常識なのはまちがいない。(それは社会科学でも、人文科学でも、どう学説を作ってもいいが、引用まちがいや整合性のないことは論文として通用しない)
 日本テレビ、日刊スポーツ記者は可愛子ぶりっこ、割烹着について突っ込んでいる。この辺になったら、NHKも中継をやめた。ミヤネ屋だけは継続して中継している、さすが大阪局。2:30。
フリー記者が弁護士を指名して質問をしたら、ぶすッと不満そうな顔をしたように思った。でたがり王女様か。フルメイクでキラキラパウダー付。
STAP現象は存在する、と断言している、この辺は自信をもって答えているのねえ。CMが多くなったので、ニコニコ動画で中継を見続けている。この長時間に耐えられるのが「絶不調」?
第三者が再現に成功しているが個人名は言えない、と。実験にはコツがある、と。う~ん、それを論文に書かなくちゃだねえ。やれやれ、最後まで見ちゃった。2時間半だ。
 これから病院へ入院するという。「注目されると嬉々とする」とのコメントが飛び交っている。そうとしか見えない部分もある。
 やれやれ、かんじんな写真の入れ替え、STAPマウスの入れ違えについて明確な説明はないままだった。リケンに気を使っている? この人を重用したスタッフに問題ありだが。
 今、通読している旧石器ねつ造事件の本と共通していること、一人に罪をかぶせて上司・機関にはおとがめなしの判決に持って行きそうなこと。
共通していないこと、罪なる一人、転んでもただでは起きない気。有能なる?弁護士がかばい尽そうとしている。



4月7日 新潟大学入学式だが
定員割れ、と聞いて驚いた。元・国立大学だよ。それも法学部である。
私らの時代は倍率11倍と言われていた。時代も変わったものだ。
文系でも経済学部商学部は簿記経理の資格を取って就職に有利だが、即戦力にならないし、法科大学院も定員割れで閉鎖したし、残念な学部になった。
(05年には教育学部も定員が割れた。合格しても入学手続きをしない人がいるからで補欠募集があった。競争倍率は1倍以上なのだが、東京のK大やW大に合格すれば教師もそちらを勧める土地柄だ)



4月7日(月) 晴れ
爽やかというか、やや寒いというか11度は微妙な気温。
おととい土曜日は、北風ぴ~ぷ~♪と氷雨~♪でした。長岡は雪だった情報もあり。
わが身大事でキルティングコートを羽織って出かけましたが、そんな人は歩いてなくて、店に入るときは脱いでいった。まだ、タイヤ交換をしないでいる私。
 新潟市に桜開花宣言がでましたが、まだ出会っていません。



4月某日 パンツの話
 冬のこと。パンツーパンティとかショーツともいうほんとうのパンツのことよ。今は紛らわしいねえ、ズボンもパンツというから。
 若い奥さんが、うちの旦那さんは履けるパンツが4枚しかない、といって2枚新調していた。太ったらしい。
おっと、その話をきいたとき、私は2枚を使いまわしていた。問題は反対で。それを聞いて1枚新調。お腹の隠れる深いもの、かゆくならない綿のもの、けっきょく同じ製品の色ちがいが3枚になった。3枚もあれば、充分。毎日洗濯していれば、と思ったが運動している若い人汗っかきな人は一日に何枚もいるのかも。
 良人も、数はあったが、なぜか腹がだんだんふくらんでくるのに、乾燥機で乾かすとパンツはだんだん縮んでゆく。履けるパンツが減るわけで、今期2枚新調して今使えるのが綿布の4枚。ちなみに毎日入浴して毎日替えている律義者。わたしは・・・



3月31日の国会中継を聴きながら
 NHKの籾井会長が、また質問されていて、在任期間、会長就任以来の国会に召喚された日数を尋ねられていた。今日で在任48日間、国会召喚は24日だと答えていた。ほうほう、仕事の半分は、口が過ぎた取り繕いの時間ですなあ。年収は3000万円強(私が覚えていないだけ)。
年度末だし、増税前日だからかな、大渋滞のバイパスを車でのろのろ走りながら聞いていて退屈しなかった。
 安倍総理大臣は時々、「うしろのヤジがうるさくて集中できない、静かにしてくださいよ」と」文句を言う。
こういう注意は委員長の仕事なのに、彼がこんなことを言う時は、たいてい逃げているとき、いいわけに苦慮しているとき。ほら、法制局長官がケータイを見ながら答弁したこと、病気治療で休みがちなことを、野党が追及していて、総理はどう思うかと聞かれている。今後i-padなどを使って説明することもありうると答弁。そういうことじゃないよね。
 藤巻武志議員(かつての伝説のトレーダー)が、マイナス金利政策を提唱してバカにされてきたが、といいながら、国債の説明をしてる。国債の7割を日銀が買っている。2001年までは2年物のみだった。(ほうほう)白川総裁になってから長期の国債を大量に買っている。バランスが達成されたら購入は止めるというが、そのとき誰が買うのか。金利はアメリカ2.6%に対し日本は0.6%だ。ハイパーインフレになるのでは?と質問した。麻生財務大臣は私はブラジルにいたからハイパーインフレについてあなたよりよく知っていると威張った。麻生さんはブラジル生まれ?ブラジル留学?ウソー。
 川田龍平(薬害エイズ事件原告)議員は医療問題、STAP細胞などを質問していた。ノバルティス製薬のような問題を武田もかかえているらしい。やれやれ。(4月某日 メモより)



4月2日 消費税が上がって
 買物をひかえてる、などと言っても1日しか、もたなかった。生鮮食料品は毎日買わないわけにはいかない。鮮魚をH、パンをUで買うのに2軒、スーパーをはしごした。銀行ATMのあるBも寄った。ほんとにどこも閑散としていた。
 店側も手は打っていて、4月1日に大きな折り込みチラシが新聞に入ってきている。Hでは、肉や魚の買物の30円引きクーポン券や金曜日5%OFFのレシート裏。税込み価格表示を売りにするB。ドラッグストアのkでは、3月中に5000円以上買い物した人へ3%OFFのカード(半年有効)を出していた、はい、もちろんGET。など、大手なほど有利だね。
 目玉商品は、どこもレタス90円台。バナナ92円のH。もちろん買いましたよ。
31日には満員で入られなかったガソリンスタンド。6台使用可のブースに私も含めて4も車が入っていたから、閑散ではない。これも、買うのを我慢するわけにはいかない必需品。単価で5円ほどは高くなっているがしゃあない。
塩だとか醤油だとか、いちおう買いためた私に、「みみっちい」と文句をつけたツレは、macを買っていた。「増税前に」だと!?。元値が高いよ。それは無駄遣いじゃあーりませんか。



3月某日 春
16℃、18℃、21℃と暖かい日が続いてます。足腰、やや快調に向かう。
向かっているだけで、おそるおそる使ってます。無理や頑張りは、絶対ダメ。
気力も体力も、タイマーが体に備わっているようにスーッと抜ける。ウルトラマン。わが身大事で昼寝は2回。


3月某日 まどみちおの詩
先月、まどみちおが逝去された。100歳を超えた詩人だった。
「ぞうさん」や「いちねんせいになった」など、みなが知っている童謡の歌詞ー児童詩を書いていた。「おならうた」好きでした。
ラジオで、高橋源一郎が、まどさんはいい人だったと追悼しながら、自分が好きな詩は「ノートに挟まれて死んだ蚊」だ、といって朗読した。
今まで聞いたことのなかった、シンとした大人の詩だった。こんな詩である。

(「まどみちお全詩集」より)
「   ノートに挟まれて死んだ蚊
この広々と白い頁に
くっきりと咲いている蚊

殊に
空しくふり上げられている脚々

いつかどんな風な理由(わけ)からか
越えねばならなかった頁であろう

それは 蚊が悪いのでも頁が悪いのでも
何がどうだと言うのでも無かったであろう

吁(ああ)
この柩(ひつぎ)のように静かな頁に
おし花とも見える音のない蚊だ  」 (1935年作)

いいなあ、私も好きだ。青春の辛さが底に見える。
ぶ厚い全詩集をパラパラめくっていると、同じ題材の詩があった。
後期の詩は、なんだか、平明になりすぎて、薄っぺらな気がする。
というより、気になるところは、永続しているのだな、と思った。

「  カ
あるひとが
ふと あるひ
手にした ほんの
とある ページを ひらくと
ある ぎょうの
とある かつじを ひとつ
うえきばちに して
カよ
おまえは そこで
花に なって 
さいている

そんなに かすかな ところで
しんだ じぶんを
じぶんで とむらって   」(1969年作)


3月22日   今日の音
AM 8:15 消防車出動のけたたましい音、何台もの車のサイレン、たたきならす鐘の音。でも心配はなし。 20分前には、おふれの赤い街宣車が「防火訓練で出動しまーす」と言って回っていたから。
AM 9:40 蒸気機関車の汽笛が2度鳴り渡った。ライオンの咆哮のような音だ。ああ、村上行のお彼岸列車だね。 しばらくして、また 2度。     
のどかだ。



3月某日 「ほめ日記」
 ラジオで、「ほめ日記を書こう」というコーナーがあった。自分の良さに目を向けて自分自身をほめる日記。ほめることはなんでもいい。できたこと、やったことからみえる自分をほめるだけでなく、内心で思ったこと「あした掃除をしよう」と思う自分をほめるのもいい。ほめるとやる気になる。周りにふりまわされず自分が見えてくるって。マイナスや些細なことを引きずる「クセ」は、プラスを見ていくことでなおせるって。書いているうちに自己尊重感が生まれるだって。ふむふむ。
 これは上級編かな、良人がやってくれたら良人をほめる、そしてほめてあげた自分をほめる。やらなかったこと(酒を飲まなかった、or甘いものを控えた)をほめる。なあるほどね。
 提唱者は1944年生まれの手塚さん、自分探しをしていてここにたどりついたようです。たいへん参考になりました。
でも・・・と言いたいが、言わないように、ということね。



3月某日 体の言うとおりに
バテている。次から次へ具合の悪い個所が出てくる。とうとう、おでこの湿疹がでてきた。これもシグナル。もういい加減、何周も人生のらせん階段を上っているので、これは心の疲れが出たとわかっている。
いいふりこきをして、がんばってみても中身はスカスカなので、くずれます。
体のいうとおり、ぐたっと倒れて寝てる。こんな時、ムリをしても何もいいことはないからね。
ご協力ありがとう。(と書いても家庭内で協力してくれた人は、「人のブログを見てなにがおもしろいのかわからない」と言い、こんなとこは見ない人たちです。ハハハ) と、
治ってから書いてます。



3月某日 プルシェンコと私の共通項
 ソチの冬季オリンピックでいちばん印象に残った人は、男子フィギュアスケートのロシア代表プルシェンコです。
彼は団体で完璧な4回転絶品の演技を見せたにもかかわらず、個人の試合は棄権をした。腰を痛めて、との報道だったが、あとで、人口椎間板を留めているボルトが折れた、ムリな演技・転倒をすると永遠に寝たきりになるから、やむなく棄権をして、イスラエルで手術を受けるとのネットニュースが流れた。
 そこで、よくよくネットサーフィンしてみると、ヘルニア、半月板、椎間板など13回もの手術をしている。椎間板はすり減ってなくなって人工椎間板を入れている。
わお、何番目?私は4番5番の椎間板がすり減って、無いのですよ。人口の椎間板というものがあるのね、イスラエルまで行けば。これは明るいニュース。
 プルシェンコという人の生い立ちを見ると、父はハバロフスクの出稼ぎ鉄道労働者で、貨物列車を改造したトレーラーハウス生まれ。とても優雅な育ちには見えない。しかも彼は虚弱体質だった。健康のために家族は内陸へ転地し、体質改善のためにフィギュアスケートを習う。これが健康になったばかりか才能を開花させた。努力と良き師弟関係あり。母子のきずなも強いと。こういう強さは、全然、共通しないねえ。



3月某日 かんにちは
「缶にちは」 こんにちは、でなくて。缶詰はかせを招いてのラジオでのディスジョッキーで。
さいきんは缶詰を食べなくなったが、防災用に見直されている。高校生の作っている鮭の中骨缶詰や豚味噌缶詰などがお薦めですと。大家族では、高すぎるのであまり使ってこなかったが、少人数になると楽・、便利・保存がきく・そして「味が一定している!」で珍重している。わたしはイワシ醤油煮缶や鮭缶、ミートソース缶を常備している。
 というとるにたりない日常を書く。聞く、フムフムと共感する。ではわたしはどうかと考える。たのしくなる。かんがえるあしであるあたしである。
あ、お日さまも照っている。外に洗濯物を干そうかな。かんにちは~。かんかんてってくださいね。



3月某日 『われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか』
 そんな題名の本を借りてきたが、読みこなせるかな。ミラーニューロンやプロダイノルフフィン遺伝子とかの生物学の本だった。哲学じゃなかったし、人類学も、この頃は完全に理系だ。むずかしい、シクシク。
地域伝統祭りをテレビで見ている。宮崎の熊襲踊りに興味をひかれた。私らはヤマトかなクマソかな。



3月某日 『エイラ』その後
まだ終わってません。あちこち寄り道もしてるから。これも寄り道話。
 付録の小冊子に、群馬埋蔵文化調査事業団の洞口氏が「エイラで書いているようにネアンデルタールとクロマニヨンの混血はないというのが最近の研究成果のようだ」と書いているのが2005年。あれま。
作者のジーン・アウルは11巻の謝辞の中で「執筆時点では専門家の世界の大多数から認められていないものもある。」が、「小説家には、そのほうが正しく思えたから」と、人間ドラマに重きを置いている。しかし
科学は進んだ。2012年発行の小野昭『ネアンデルタール人奇跡の再発見』では「これまでのミトコンドリアDNA分析では・・交雑はなかったとされてきた。しかし全ゲノム配列の公表の結果はアフリカを除く現代人のゲノムの1~4%はネアンデルタール人との交雑の結果を示している」とある。ほうほう、作家の直観のほうが鋭かったわけか。
 

3月某日 『ネアンデルタール人奇跡の再発見』を買う。
 この本の主眼は、石灰採掘でまったく消えてしまったドイツ・ネアンデルタール洞窟の位置の特定、1856年発見の大腿骨と接合する骨の破片を2001年に発見した若き考古学者たちの話だった。(1856年と言えばダーウィンが『種の起源』1859年を表す前のこと)
著者は、元・新潟大学考古学教室の教授で、今は明治大。わたしの元・上司の教官。日本の旧石器時代が専門で、2000年の藤村新一氏による旧石器捏造事件では、調査委員会の部会長だった人。
ずっとご無沙汰していた考古学会の世界的な進展を知ってワクワクした。
ネアンデルタール人ともホモ・サピエンスとも異なるデニソワ人の発見は2008年、クロアチアのネアンデルタール人の核DNA分析は2010年と。ゆっくり線を引きながら読もう。
 
 図書館の人類学から考古学の書架に移動して探索すると、「旧石器遺跡ねつ造」関連本をたくさん見つけて、そちらにも心が動いた。
かつての勤め先でも「来年はゴッド・ハンド藤村さんをよぶ予定だった」から。招聘前に発覚して、難を避けられた経緯がある。
『旧石器発掘捏造のすべて』『旧石器遺跡捏造事件』『旧石器遺跡捏造』・・・
それにしてもである、これを書いている人たちは騙されていた学者。そして騙されシカモよいしょ本を書いていたジャーナリストが手のひらを反して書いているんである。そしてだました本人は精神病(解離性同一性障害)と診断され何の罪も問われていない(その病を疑ってかかっている本もあった)。ネット検索すると、興味深いサイトを見つけた。学者も一蓮托生と断じている。学会の派閥あらそい、そもそも学会の成り立ちから確執がなんて話も。故・角張さんの本も読みたい。また、ゆっくり探索しよう。

 で、ここで、平然と人をだまして有名になって、自分が被害者づらをしている時の人を思い浮かべるのだ、そう、佐村河内守氏。2013年110月『魂の旋律ー佐村河内守』を出版した人はNHK取材班の外部ディレクター。もちろん、耳の聞こえない名作曲家障害児に優しい魂の作曲家として書いている。おかしいと思わなかったのか、楽譜も書かず、落書きをみせられてそれで信用するなんて、あまりに悲しい。この作者も大ネタに飛びついて騙された?「騙されていた私」なんて本は出さないでほしいよ、古賀さん。
ジャーナリストの江川紹子氏はオウム真理教の麻原との共通点を示唆していた。各々が望むものを提示してやる、そうやってマインドコントロールされていったのか。
事件発覚直後に図書館で借りた。貸出禁止になっているかな今頃は。藤村氏、佐村河内氏は悪びれずにマスコミに出ていた。おかしな性格。
 と、ここで、もう一人、共通性格じゃないかという人が注目されている。彼女はどうなるんだろう。



3月某日 スーパーのレジで
 買った物を入れるポリ袋を有料にしたスーパーがある。3円。どうなるかな、と興味津々でレジに並んで周囲を見るのが癖になった。初日は男性客ひとりを除いて、女性全員は袋持参、おっちゃんは段ボール箱をもらって無料にしていた。数分しかウオッチしていないけどね。
それからも見ている。6:4の日もあるし、5:5の日もあるが、全員袋の日も。着実に大きな袋あるいはマイ籠を持ってくる人が増えている。だいたいここのスーパーでは皆が大量に買うのだ。かく言う私も、このスーパーへ行くときは必ず袋を持参する。だって、それがファッションだ。
この流れは他のスーパーにも広がっていて、(貯めると一回2円引きになる計算の)ポイントをもらう人が増えている。それでも、いえのポリ袋置き場は溢れているのです。



3月某日 スーパーのレジで
 行列を作っているとき、人の財布を見てる。(泥棒じゃないよ) ウオッチ。
何色の、どんな財布を持っているか、かってに市場調査。 長財布が多いね。若い女性はブランド物が多くてびっくりする、グッチとかヴィトンとかね。プレゼントでもらうのかなあ。年配の人も綺麗な(傷んでない)財布が多くてびっくりする。あんがい私と同じオレンジ色やどピンクもいて、この人も気持ちを明るくしていたいのかな、バッグに埋もれても探すのが便利と思っているのかななんて考えたりする。意外や赤は少ない。おじさんは・・こんど調査してみます。



3月某日 建築ラッシュ
 消費税増税の前にと、住宅建築がにぎやかだ。ご近所でも、長らく空き地だったところにどんどん家やアパートやなにがしかが建っている。それも、線路脇や高圧電線下、鉄塔下とか、いままで避けられていたところにも。お安いですよ~と不動産屋がうちにもご案内に来た土地だったが、住む気にはなれなかったけどね。鉄塔の下にまで住宅が建つのかと見ていたら医院だった。まあ、住むのでないからいいのかな。
消費税が3%上がると1000万円の家では30万円のUP,2000万円なら60万円UPか。せこくもなるね。
庶民からの税金を増やして、法人からの税金は減らして、それで、世の中は(=大衆は)豊かになるんだろうかあ。



3月11日 半旗
 消防署の国旗掲揚ポールに、今日は、日の丸の半旗が揚げられていた。黙とう。

津波地震は天災。100年に1度の天災なんかのためにダムを作るなと言っていたどこかの知事もいたがそのくらいの天災なわけで、しかたないものはしかたない。
原発事故の拡大はどうやら人災。
そのなかで、わが身をなげうって働いていた方々には感謝するばかりです。
マスコミよ、お涙ちょうだいの追悼会や被災者の「気持ち」、宗教団体の示威行為を報道するのはいいかげんやめて、ダメなものはダメ、危ないものは危ない、と正論を話す討論会を報道してほしい。帰れないものは帰れないといってやろう。



3月某日 1円対18円
「電気料金の値上げが打撃で工場閉鎖が相次いでいる。電炉メーカーなど。アルミ精錬工場も。
原価の2~3割が電気料金。原発の停止は企業の活動をむしばんでいる。」
「1キロワット時の発電に必要な燃料費は、原発1円、石炭4円、液化天然ガスLNG13円、石油18円
原発をとめたことで、燃料を年3.6兆円よけいに輸入。全国の電力料金は上昇、とくに企業向けは3~4割上がったとみられる」
というのが日経の1面に出ていた。  だから原発再開を政府は急いでいる?   う~ん?



3月9日 日経1面 「公的年金、途上国へ投資」
 GPIF年金積立管理運用独立行政法人が途上国のインフラや未上場会社などに投資する方向で調整に入った。
国民年金と厚生年金を運用し、約130兆円。世界最大規模の機関投資家となる。
投資が失敗して損失を抱えるリスクは、国内外の株式や債券で運用している今より高まるものの、案件によっては年10%台後半の利回りが見込める。本格的の途上国での高リスク高リターン投資は初めて。
 いいのかなぁ~!? しっかり、投資が失敗した場合は・・・と書かれているぞぃ。公務員年金は入ってないぞぃ。



3月某日 読書マイブーム
『ダーティ・ママ』『ダーティ・ママ ハリウッドに行く』を一気に読む。
 表紙のマンガっぽい絵に魅かれて。おもしろかった。
ソフトボールオリンピック選手になり損ねて警察官になった頑丈な女刑事が主人公。相棒になったマルコー(現場までベビーカーの子連れで捜査に行く女刑事)とのコンビが出合う事件。体育会系だからやることがむちゃくちゃで爽快。
プラダだとかエルメスだとかブランドものに詳しいので、女の書き手ならではと思って読んでいたが、とちゅうから、あれっと引っかかった。ぐちぐち悩まない。感情の駆け引きで苦しまない。しっかり怒る恨む。食べ物へのこだわりがない。細部がおおざっぱ。スッキリしている。
 著者名「・・子」に惑わされていたがウイキペディアで検索すると男性、とある。
秦 建日子(はた たけひこ)本名だって。紛らわしい。(柴田よしき、にも騙された。女性でした。よく読めばわかるんだけどね。『エイラ』も女しか書かない本。)
うじうじしてるときはスッキリできる推理小説がいい。この人売れっ子シナリオライターだった。読んでいると映像が浮かぶ。
続いて、刑事雪平夏見シリーズを読んでいる。こちらもクールな丈夫な女性。そこに魅かれるのかな。



3月某日 かっこかり
「にいがただいちょうさだんかっこかり」とNHK第一のラジオでいわれても、何のことだろうと不思議だったが、テレビでも音声だけ聞いていると、なんのことやろ、と気になった。テレビを見ると「にいがた大調査団(仮)」と書いてある。
 地元局の特番予告だった。そのリポーター募集を先月までやっていて、今は投稿募集をしている。「かっこかり」がかわいい。これが取れると、たいしておもしろくもないお役所番組みたいになるよ。


3月某日 徒然草第117段 「友とするに悪ろき物、七つあり」
 新聞の投書欄に啓発されて、我が家の書斎、いや物置兼犬部屋から、「徒然草]」本を探し出してくる

 頭を下げてなくちゃいけない偉い人、若くて無礼な人、病気知らずで病弱者に冷たい人、酒癖の悪い人、
ウソつき、強欲な人、が悪ろき友。 ふむふむ、なるほどね。

 後段に「良き友、三あり。一には、物くるる人。二には、医師。三には、知恵ある友」とある。
私が思う良き友とは、タイミングの合う人(手紙を出すと相手も出しているとか)
話を聞いて共感してくれる人(まあ、いやな奴には話もしたくないものだ)(うんうんロボットでもいい)、
物くるる人、これには同意!(メールや手紙、コメントも含めてね)。
 医師かあ? いばりん坊で新情報を知らない老医師はかえって始末に負えない。バリバリの現役を探すべし。
知恵のありすぎる人は話を聞かずにこうするべきだと結論を押し付けがち。かくいう私はツレアイから小賢しいといわれる。ちっとしか知恵がないのを気がつかずに大仰な理論を振りかざす人、ってことね。ハイハイ、自省します。
 実は、経済的にある程度近い人、教養もおなじ程度の人、というのも気を遣わなくていい、楽な人だよなあと思っていたら、金子兜太は「よき友とは・・・いちばん自分に都合のいい友が親友・・役にたつ友、大いにプラスになった友・・・・・きわめて利己的、功利主義」だが(『悩むことはない』2011年)と言う。91才。「死ぬまできれいごとを並べていたい」翁。きれいごととは本音のことだって。
(「よく眠る夢の枯野が青むまで」 兜太・・・いいなあ)
 相手がモンドリアンを知らなくてあわてたことがある。教科書にあったって覚えてないこともあるのだ。フェルメールを知らなかった私だが、自慢するでなく丁寧にその魅力を教えてくれた人は親友である。

友情は努力だ、と友人が言っていたが、これも当たっていると思う。



3月某日 安倍総理の「ございます」
 国会で答弁するとき、「・・・です」というところを、「・・・で、ございます」「と思うわけでございます」ということが多い。よく聞いていると「と思います」「と思うわけです」「と思うわけであります」という時は、素直な感想、または確定している事実を口に出すとき、自信をもって話すとき。
「ございます」というときは、口でごまかして煙に巻きたいとき、実は自信のない話なので、ご丁寧にしゃべっているかのように、私には思われるので「ございます」。新潟弁でいうと「バカ丁寧」。
今日は「女性が華々しく活躍した社会を作ろうとしているので」という意味のことを「ございます」と結んでいる。無理だと思っているのかな、カッコウだけはそうしようと思っているんかな。
 「ございます」言葉は、丁寧というより商人が揉み手をしてすり寄ってくる気配がある。へりくだって見せて自分を利するように画策している節が感じられる。
 かつて、親族に「○○です」と名を名乗って電話をかけてきた人が、急に「○○でございます」と口調が変わったことがあった。そういう時はきまって金の無心だったから、この言葉は嫌いだ。

3月3日 国会中継
まだモミイカツトくん。フルネームを覚えてしまった。
 


3月2日 こんなものいらない、「栄誉賞」
 オリンピックでメダルを取った人に
県民栄誉賞とか市民栄誉賞とか。
国民栄誉賞だって、たんなる後追い賞だね。
個人の努力に対して、さも、今まで応援支援していたかのような恩着せがましい首長の態度。
市長も県知事も首相も、全然えらくない。

 ハーフパイプスノーボード銀メダルの、平野歩夢くんは新潟県村上市の中学3年。
高校も村上にするそうで、地元の人たちを狂喜させている。
まあ、村上市は、これを契機に親が経営していたスケートボード場を援助するとか、
葡萄スキー場(すごく小さい)にハーフパイプ・スノーボード場を作るとか言ってるから、
それはいいけどね。子どもたちに夢を!
 というけど、10歳からスポンサーがついて世界各国を回っている少年だ。
選手よりも次回の東京オリンピックが大事な団長や、老害の役員の多い競技協会などとちがって、年寄りは知らない競技なので、自由に動き回れるのが勝因かな。
可哀そうだった浅田真央さん。何を好き好んで直前にアルメニアなんかの砂まじりのリンクで練習させられたんだろう。役員は宴会ばかりしていたとのネットニュースあり。飛行機でも上等の席で優雅な旅、選手はエコノミークラス。選手は皆、腰痛・捻挫を抱えていたのにね。
 今回は敗れたハーフパイプ前世界チャンピオンのアメリカ人は年収8億円というから、余計な役員がいないほうがいい、自分で稼いで自分で有効に使えばいい、体協にに吸い上げられないようにして。



2月某日 他にみるものがなくてTVは国会中継
国家公務員年金は5%
厚生年金・国民年金は14%
 この数字は年金基金から株に投資している割合。
グリーンピアなどへの投資(資金援助)は、厚生年金基金からで国家公務員年金からは無し。まったく帰ってきていないまま破綻。
ちなみにアメリカの国家公務員年金は全額を国債に投資している、と野党の議員の説明でした。チッ。
知らなんだ。
 国民をNISAなんて言って、株式投資にあおっておいて、自分たち公務員はそんな危険な橋は渡らないというわけ。か!?
 たまにためになる国会中継。



2月某日 渡辺和子考
 今日は明日より若い
 置かれた場所で咲きなさい
 めんどうだから・・やる
箴言がたくさんある。なるほどと慰められる言葉が多い。(by Eテレ)
ちょっと引っかかるとこるがあって、びっくりしてる。本を読んでからあらためて書こう。
わたしの56年をひっくり返されるような言葉があった。



2月某日 私の事故は
先月の東京であった踏切事故と同じだわ。
やっと、自分で解明できたけど、文章にするのが難しく、後日。



2月某日 『エイラ』のマイブームから
 小野昭著『ネアンデルタール人 奇跡の再発見』にたどりつく。すごくおもしろい本だった。
後日に詳細を書いておこう、スグに忘れる私のために。図書館で3回借りたが、やっぱり買おう。

小林達雄著『縄文人追跡』も、おもしろい。一流の学者は一般人向けにもちゃんと話ができる。
読み終わらないで返却する本『歌うネアンデルタール』『人類進化大全』『アナザー人類興亡史』



2月某日 暴れる言葉は斧、他人を傷つけ自分も傷つける
落語から仏陀を考える「猿後家」(by TV)
 猿のようにおへちゃな後家さんに、お家はんは美人でっせとよいしょする太鼓持ち(?)のお話
ついつい、猿沢の池、とか楊貴妃(=楊貴ヒヒ)とか言ってしまう。
 {解説では}
人の口の中には斧がある
言葉は整えよう。よかろうと思っていた言葉が相手を傷つけることもある。って。
          ああ、「口に毒がある」と同じね。



2月某日 「勘三郎 最後の言葉」のHDDを観てる
「もっと大切にするだろうね、生きてるってことをね」これから手術を受けるという最後のインタビューで。



2月某日  MY養生訓
目先のことをやる
やる気になったらやる
やりたくないことはやらない。
眠くなったら寝る
     では、おやすみなさい。ウルトラマンのカラータイマーのごとく突然力が抜けて動けなくなる。


2月某日 映画一行批評(by ラジオ)
スタンドバイミー *いなかにはおもしろいことがない
サウンドオブミュージック  *父親ひとりのこそだてはむずかしい
風立ぬ   *好きな仕事をやってられればどーでもいい
   (拍手喝采>1/23のだれかさん)
 


2月某日 火事 焼死 消防署のやること
 この冬、ここ新潟市では火事が多い。
11月には3キロ先で火事、死者2名があった。(これは結局殺人事件だった)
その後も隣駅前の県営アパートで火事1名焼死。にぎやかに消防車が出動していったが、まにあわんかったんだね。
中央区の東堀でも老人の多い古いアパートが火事で死者2名。今年の死者も老人が多いそうだ。
うろ覚えだが、1,2月のこれまでの火事27(?)件、死者5名。多いね。(去年1年では119件、死者8名)
 老人の焼死は一人世帯、呆け、などが原因だろうが、じゃあ、どうする?石油ストーブを辞めさせる、施設に入れる?むずかしい問題だ。うっかりミス防止にはオール電化にするか。漏電もあるしなあ。
放火もあるようで、燃えやすいもんは外に置かんようにとか(これ、うちの話だわ)
 そのアパート火事の翌日、消防署の作業服を着た人が紙袋を下げて、元・魚市場のショッピングセンターに来た。何をするかと見ていたらティッシュを配っていた(もらってくればよかったわ)。消防車からは「火の用心~」と呼びかけていた。なんかしないわけにはいかんのね、お役所としてとね。



2月某日 ガス機器の故障、その他
 キッチンをオール電化(IHヒーター)にしている友人宅でIHが故障したそうな。
こういう複雑系機器はすぐには直らないだろうね。カセットコンロでキャンプ気分をたのしんでください。
 さて、うちはプロパンガス。停電になろうと、地震で都市ガスが止まろうと大丈夫、なーんだけれども、長時間使用していると消忘れ装置が作動して自動的にガス供給が止まるのだ。夜中にストップして寒い思いをすることもある。(外へ出て復旧ボタンを押せばいいことなんですが、真夜中の吹雪いているときは難儀です)
 そして、買ったばかりのガス炊飯器が点火しなくなった話はしましたよね。そして、翌日復旧した。ところが、それを何回か繰り返していた。ついに2日間つかなくなってガス屋さんを呼んだ。
彼は、くるっと後ろをひっくりかえして、電池だな、という。単2電池の買い置きはない。じゃあ、買ってきたらこうすればいいんですね、と出した電池を入れなおして付けてみた。あら、点火するじゃない。??
彼、接続不良ですね、と。 はい、お仕事終了。
それからお茶を飲みながらひとしきりお茶飲み話をしていった。この寒波では給湯器の故障で忙しかった。水道管が凍ったのは解ければ治るけど、給湯器の中で凍ると破裂する話や、電化製品の不良品(日本メーカーとはいえ、製造はほとんど外国で、不良品が多い)の話、今のガステーブルは自動消火装置が付いているから、昔より高い話とか。
ご苦労様でした、出張修理費は後日請求してくださいねと言って帰ってもらった。しかぁーし、なにか変だよね。
 翌日、取扱説明書を読んだ。電池は付属品を書いてある。保証期間1年。
電池が古いとしたら、発送するメーカーの責任です!
接続不良部品があるのもメーカー責任だわよね!キッ!



2月20日 国会中継は interest
午前・午後と途切れ途切れだが、ラジオで聞いていた。
NHKの籾井(モミイ)会長への質問がテーマ。
(私でさえモミという字を覚えてしまったよ。最初に国会へ呼ばれたときは質問者が籾井を読めなかったよね。)
質問者がアホなのか、同じことしか繰り返さないで時間も無駄にしててもったいなかった者もいた。それに対して、まったく糠に釘な返事のモミイ君、甘く見られてる国会議員だ、若いのかな。
最後の大村くんはしっかりとした質問だった。NHK職員にはツイッターなどの個人的な発言でも、不偏不撓公正な発言を職務規定として守らせているのに、給料をもらっている会長、経営委員は個人的な発言なら何を言っても構わないのはおかしいのではないか、と聞いていた。籾井君は返答せず、総務大臣?だかが、返答してかばっていたのは変だった。
この人が最後だったが、中継が途切れた分として、原口君が質問して、怒り・叱責を発していて(だからっと言ってわしゃあ辞任しますなんて言わないが)、少しはすっきりした。それでエエのか、わーりぃこて。



2月18日「彼も人なり我も人なり」
 日めくり格言に ハッ。
家族は一心同体、彼も我だと思ってきたかも。彼は彼、我は我。違う人格違う感性なのかあ。
 ときどき、「自分の思うようにしようとしてる」と、文句を言われたが、そうかも。
こうすればいいのに、と確信があるときは言っていたよね、口酸っぱくして。
野菜食べなくちゃ、運動しなくちゃ、お酒控えなくちゃ・・エトセトラエトセトラ。
よくしよう、助けようのつもりが、えらそうに仕切っているようにしか見えなかったかも。
友人の口癖の「しょうがないわねえ」と(黙って)突き放しているほうが、正解なんだわね。夫婦も親子も。
そう思いきると、気が楽になっている。
 どうなっても自己責任。自覚が生まれるまでは動かんよね人は。



2月某日 こう言ってやったのよ
 さいきん、身内の先輩方と話していて、気になった口ぐせ。
どうである、彼の人はどう言ったかどう思ったかではなく、自分の意見で〆る。
それが、一番いい方法方向と信じて「言って<やった>の」だが、それは主観です。それをそのまま相手が受け入れるかどうかは疑問です、というのが私の意見です。だが、その人の中では、その決めつけが結論になっているんで、そのとおりに相手が動かないと困ったわねえ、になる。ちがうのだけどなあ。



2月某日 自己肯定感
いい言葉を教えられました。私はこれに欠けています。
(そうは思われていないようだけど。)



2月某日 「夢の話は10秒で」
 そう奥さんに命ずるS氏、きびしい~!
しかたなく、奥さんは「〇〇の夢を見ました。」というと、
「はい、よくできました。やればできるじゃん」と誉められたそうな。 ははは。
 私は「うるさい」と言われてる。「「夢でしゃべろうと思っても声が出ないのに、この人は声を出すんですよ」と。
はいはい、すみません。悲鳴を上げたり、説教してたりします。2階から子どもがびっくりして飛んでくることがありますが、隣んで寝てる人はノーアクション。せいぜい、肘でこずくだけ。「困ってるんだから助けてよ」「・・・」
 子どもが殺されそうになると、キャー火事ですよ~と人を呼んだり(考えてるんですよ、夢の中でも。
どう叫べば、近所の人が出てきてくれるかを)、
かってにうちの作業小屋で休んでいる人に説教したり(そんな小屋はないのだけど)、夢の中でも
忙しく働いてる私です。
 今日は、眠くて眠くて目が明かないのに運転してる夢を見ました。起きても眠い。 

 きのうは、しばらく会っていない友人がこの町の図書館に来ている夢を見た。(あ、10秒で完結してる、私もえらいゾ)
どうしてるかなって、気になってるんだ。
死んでしまうかもしれないから、さりげなく知り合いに会いに回ってるという設定(話さないのにわかっている)。え?私にでなく、古い図書館員へなの?
彼女が死んだら私は悲しい、私が死んでも彼女は悲しがるだろうと、家に帰って茶わん洗いをしながら、ボロボロ泣きながらツレにしゃべってる。ツレは珍しく、うんうんと相槌ちをうっている。うるさかったかどうかは聞かない。



2月某日 スーパーのレジの進化
 先月から、近くのスーパーのレジは商品のバーコードをかざすと値段を音声で読み上げるようになった。すごいねえ。ここまで来たかと感動した。
 数年前、大きな札で払うと、自動的におつりがハラハラジャラジャラ出てきたときもビックリした。今はほとんどのスーパーがこの新兵器を使っている。これではバカでもレジはできる、頭を使わなくて皆バカになるなんて心配したもんだが、間違いはなくなるわけだ。大資本の会社から変わっていく、生き残るのはそういう会社か。
 そういうことも感心するが、こんなのもいい。
老人客の比率が多いスーパー。ここはかつて交通事故が多かった。それを恐れて行かなかったが、近年は交通誘導係がたいていいる。どうみても私より年配の方々が交代でやっているようだが、客を見かけると必ず大きな声で挨拶をする。いらっしゃいませ、ありがとうございましたと。こういうの気分がいいね。テレビやラジオがお友達の私だが生身の肉声はいい。レジのていねいな応対も気持ちがいい。そうだ、尊重してもらえる快感とでもいおうか。
今日は、なにか外でイベントがあるかと思うほど、大きなよく通る声の御仁が挨拶していた。景気が良くていい。それに歳だからといじける私流の言い訳は通らないよと教えてくれているようで、スカッとした。
どんなに吹雪いていても立っている。海からの直の風が吹き付ける場所だ。仕事とはいえ、ご苦労様だとねぎらいたくなって、「寒いですねえ」と声をかけたことがあった。「寒いですねえ」とオオム返しに答えられた。それはちょっとおまちがいさんだわ。



2月某日 口に毒がある 蝮の毒
 宮部みゆきの『誰か』は、主人公・杉村三郎の一人称小説。三郎は文中で「私の母の口には蝮の毒があり、私も何度もあたっている」と言っている。「口に毒」とは「悪気はないが少々口が悪い」こと。
ふむふむ、我が家も、この傾向アリだわ。私の口にも毒。ツレの口にはコブラの毒。厳しい批判はインテリゲンチャんだと思ってるふしあり。
 その口に毒のある三郎の母の言葉で「男と女はね、くっついていると、そのうち品性まで似てくるもんだよ。だから付き合う相手はよくよく選ばなくちゃいけないんだ」「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと思っていることを言う口を持っているんだ。どんなバカでも、その狙いだけは、そりゃあもう正確なもんなんだから」というのもあった。身に染みる言葉だわ。
言ってやらねば気がつかないんだからと思って言ってしまうことは、親密な身内ならではの、よくあることだが、よけいなことなんだわね。
 新刊の『ペテロの葬列』を借りようと、図書館のネット予約したら、予約数が500番台だった。いつになることやら。
しかたないのでシリーズの古いものを借りて順番に読んでいる。2巻目は『名もなき毒』。あれ、これも毒だわ。



2月某日 解決策2 リセット
 一日、暖房エアコンをつけっぱなしにしている。そうすると突然、音が変わってガタガタしだすことがある。(力尽きたか?)不安なので、いったん、OFFにする。しばらく休ませて、ONにすると何事もなかったかのように動き出す。そんなことがある。
 また、このエアコンが勝手に動かなくなっていて、寒くなって気がつくこともある。そんなときはコンセントを引っこ抜いて、刺しなおす。これがリセット。「これで大方、治ります」と呼びつけた電気屋さんに言われた数年前。それから、何度かこの方法で、治してる。
パソコンのネット接続も然り。ルーターだか、コンセントだかみんな引っこ抜いて刺しなおす。これで、ずいぶん治してる。
むずかしすぎるコンピューター制御は、リセットで初期設定に戻す。頭がこんがらかったのをチャラにして、休ませてやる。そうして、初心に帰るわけね。



2月某日 解決策1 待つ
 ガス炊飯器は11月に買ったばかりだ。なのに、買って2週間後には起動しなくなった。チッ、明日はガス屋さんを呼んで文句言わなくちゃ、と安物買いをした後悔をしながら夜を越え、朝になった。念のため、ともう一度スイッチを押すと、ちゃんと、点火した。ゴムのホースが折れていたようだ。
 きのう、また点火しない。今度はガスの匂いはする。ホースはまっすぐだ。シンプルな構造(電気は無関係、ガスのみの自動炊飯器だ)を気に入っていたのに、なにが悪いのか。やっぱりガス屋を呼ぼう。
しかし、それにはキッチンを掃除しなくちゃ。ガステーブルの裏がゴミだらけ。調理台の上は物だらけ。シクシク、しかたなしに掃除を始める夜。
 一夜明けて、もしやと、スイッチを押す。おやおや、何事もなかったかのように、点火してガス火が出ているよ。なんやの!?
まあ、何やらわからんが、治ったことには違いない。
こんなこと、電気機器でも、ようあるこっちゃ。



2月某日 明日
♪あしたというじは あかるいひとかくのよ~♪
カーラジオを付けると、こんな古い流行歌が流れてきた。明るくなく、とても暗い短調で。
そうだね、自分をふるいたたせている歌なんだねえ。



2月某日 ぐしゃぐしゃ雪
 新潟らしい湿った雪が降って、道路はぐしゃぐしゃ。
新しいブーツは短いし、完全防水でない只のおしゃれ靴だから、長靴をだしてきて犬の散歩に行った。
足が冷たい。長靴に穴があいていた。底ではなく親指の先のあたり。ゴムがシワシワしてて私の縮緬皺のようだ。しょうがないや、7,8年お世話になったものね。人間のとっしで言えば60,70歳だね。
 と、いうわけでホームセンターへ買いに行くが、この季節防寒雪道用の重たい金具付きの長靴しかない。あれれ。



2月某日 やじうま根性
 はじめ、ラジオで聞いたから、サムラコーチなんて、どこの国の人かと思った。(バッグのコーチはイタリアか)
午後のテレビではワイドショーでは、その難聴の作曲家・佐村河内守さんのゴーストライターだという新垣武さんの記者会見を1時間もやっていた。新垣氏が真実を語っているように見えるがどうだろう。
 わがやでは、恩師三善晃が亡くなったから、公表しようと決意したんではという見解。もともと、障害を売り物にした芸術家は信用していない。F・ヘミン〇はヘタだと思う。
目が見えない音楽家はあっても、耳の聞こえない音楽家は変。また目の見えない写真家・画家もありえない。
 ミーハーなので、図書館にサムラコーチ氏の自伝を予約。どんなふうに書いてるのか興味津々。そのうち、この本も貸出停止になるかな。



2月4日 春は名のみの
 立春になったら、昨日までのふかふか陽気はどこへやら、雪が降って冬になった。
12月、1月は雪のない冬だった。ボランティアに出かける先で、子どもたちに読んであげようと思っていた絵本『ゆきのひ』や『ウイリーのそりの・・』はまったく読めなかった。だって、雪が積もっていないんだもの。
ちょっと、雪が降った日、子どもたちは昼休みに校庭に出て大急ぎで雪だるまを作って雪合戦をした。でも泥だらけの雪だるま、雪玉でしたよ。そんな日でさえ、たった一度。
 雪かきもなくて楽な冬でしたわ、と言えばいいのに、私ときたら、
ああ、これで夏はどうなるんだろう、稲作は大丈夫だろうかとか、建設会社・造園会社は除雪車・雪下ろしのご用がなくて赤字だろうなとか、雪かきがなくて運動不足だわ、とか考えてしまうネガティブ人間だ。う~、さむ。



1月某日 『やがて消えゆく我が身なら』
池田清彦著 構造主義生物学者。
 すごい題名の本だと手に取ったのは陰陰滅滅だった頃。けれど、この本を読んで気が楽になったし、元気になった。
しょっぱなが「人は死ぬ」。ああ、そうだねえ。死なない人はいないねえ。
「ガン検診は受けない」「親はなくても子は育つ」と、ぎょぎょぎょの表題が続くが、軽妙洒脱でかつ生物学的なデータのうえでの辛辣さは、愛読書だった哲学者土屋賢二のユーモアエッセイを上回る。
 そして「明るく滅びるということ」「身も蓋もない話」「ぐずぐず生きる」とゆるりらっくりな話に至る。めげたときは、よく手に取る。物忘れの多いこの頃、この話、もう書いたっけ。
「老化とは徐々に進行してゆく体の不自由さを後追いで脳が納得していくプロセスなのだ。」まったく抵抗しようはない。しょうがないや。
書いている本人が、この本は「愚痴、負け惜しみ、ごまめの歯ぎしり・・・棺桶に片足をつっこむような歳になって負け惜しみを言って無理に元気を出しているという風情である。情けねえけど、まあ仕方ないか。」と言っているんだから、仕方ないや、私もこの手で行こうと安心するんである。



1月某日 NHK会長、首よ
 報道機関は不偏不撓・公正でなくちゃ。
とりわけ広告料でなく(スポンサーの顔色を窺って酔っぱらい運転事件ドラマが作れないような局でなく)、私らがお金を払って、税金も投入されて運営している公的機関は。
記者にあおられたからといって、政治的感想は公式の場で言っちゃいけない。
慰安婦問題を「どこの国にもあった」とか、言っちゃった・・・
 極右の安倍政権のお眼鏡にかなった人事とはいえ、得意になって場をわきまえず、個人的な政治見解をぺらべらしゃべるような御仁は不適格。商社出身で海外情勢に知見があると思われたようだが、大まちがいさん。すぐ撤回したそうだが、それで済むか。
新潟日報は発言時に報道。撤回釈明も報道。NHkはだんまり。日経も28日の4面で取り上げざるをえなかったよう。国会で追及されるだろうね。



1月某日 『エイラ 地上の旅人』
「くじけそうになったら エイラに会うんだ!」と、2巻の帯にある。暮れからずっと、読んでいる。(図書館から借りてですが、帯のキャッチフレーズは切り抜いて中表紙に貼ってあるのだ)
この本のおかげで、冬の鬱から、なんとか守られてます。勇気・元気・明日をくれるから。考えること・工夫することが肯定されるから。
 最終巻(2013年刊の15,15,16巻)から読みはじめて、第1巻にもどって、今7巻目。各々400ページ以上あるので、毎晩これで手いっぱい。



1月某日 都知事選
 都民じゃないから関係ないのだけれど、最後に老人二人組が出てきて、ゲッ~。
晩節を汚してないか。
反原発を東京都が旗を振ってどうするの。わたしは反原発なんだけどね。
本気なのか、裏の裏をかいて息子への花道か、それとも、隠居に飽きたのか・・・なんだか藪の中。



1月某日 親切の裏
 地元のドキュメントで、薬剤師が自殺防止活動をしている番組をちらと見た。自殺したり、呆けて出された薬を飲まずにいるお客さんが気になって、自宅までフォローに行くらしい。
感心して見ていたら、家人は、これも商売だ点数になるからやっていると冷たく申された。ああ、そうなのか、無償で活動しているわけではないのか、その辺はNHkは黙っていたぞ。
 現場に出ていく人たちは、感情的に、ほおっておけないと訴えていたが、聡明なる医師は、どこまで踏み込んでいいか家族の考えもあるし、と暗に深入りを止めていたようにみえた。そうだよね、どこまで世話をするか、していったらキリがなくなる・・・。

 知人の話。きのう、知人の町内で一人暮らしの老人が亡くなった。新聞が数日分玄関に溜まっているのを変事と受けとめて発見された。死後数日。親族は遠くにいるそうで、こういう話は多くなるばかりだ。それもしかたないことで。それもいいかもとも思う。
若い世代が引き取っても、過保護な、なにもしなくていいよ人生も つまらない。
そういう身寄りのない人も多くて、知人は病院へ付き添ったりしている、ボランティアのような(ただ働きの)民生委員だから。お仕事とはいえ、裏なしの親切。

「災難にあうときはあうがよかろう」と良寛さんは言う。心映えとしてはそういう覚悟が必要だね。冷たいようだが、じたばたしても始まらない。そのときはそのときだ。「津波てんでんこ」のように。
だが、備えは、いる。自治体が手厚いネットワークを有償で作れば、納税者の負担も大きくなるわけで、一概に、それを声高に言っていいのか、わかんない。
ねがわくは、自身は次世代にあんまり迷惑をかけずに生涯をおえたいものですが、そううまくいきそうもないね。



1月某日 犬の人生
 うちの犬は、爪を噛んでいる。いつも寝そべって爪を噛んでいる。
他にすることがないからだ。それが、かなしくて、訓練士をよんで仕事(訓練)をしたりしていた。家庭教師代月3万円。
でも、そんな甲斐もなく、吠えつづけたし、回り続けたし、彼なりの生き方をしている。
退屈な人生、いや犬生だねえ。
足を骨折してからは、過度な運動は止められている(のをいいことに、散歩はほんの数分の 飼い主)。公園を走り回ることもない。それが愉しいことだったろうに(と、見えていた) 檻に入れられて、窓から雀の来るのを見ているだけの生活。ラジオをつけてやったりしている。
今は自由に家の中を歩かせると、飼い主がごろりと横になって読書をしているベッドの脇に侍っている。あるいは飼い主がテレビを見るとき横になるソファーがあいていれば、犬がごろりと寝そべってテレビを見ていたりする。それが君の幸せなんかい。(飼い主曰く、チーズをもらえると思ってくっついてるだけ・・。)



1月某日 風習が変わっている?
 正月は野菜の買いだめをしていたもんだった。スーパーが2日から開いても、産直コーナーの農家はしっかり、松のうちを休んだりしていたから。でも、今年は2日から、そのコーナーもしっかり新鮮野菜が売られていた。正月休みなんか無くなったのだねえ。
 そういえば、どこかのブログで、東京の明治神宮だったかで、初もうでの人波の中に日本髪も晴れ着の女性を見なかったと話していた。大晦日は夜中まで、美容院で日本髪を結ってもらっている人を見たのは私の子どもの頃の昔話なんだね。
とはいえ、大発会のTVニュースでは、しっかり振袖姿の御嬢さんが並んでいましたよ。今年も株価は上昇するのでしょうか。



1月某日 認知症検査のニュース
データが改ざんされたとかどうのとかのニュースあり。
物語を聞かせて30~40分後に、ちゃんと覚えているかどうか尋ねるテストですって?
そんなの、私でも落第だわ。



1月某日  値上げ
年明けから19円だったモヤシが27円になっていた。わおー。
で、今年はまだ買っていない。買えない。290円の冬菜は買っているのに。
この私のケチケチ主婦感覚は、自分でも変だと思うのだが・・・。

185円、188円、195円。近所の3軒のスーパーで売っているキリンラガーの値段。
185円のところでないと、買ってはいけないような気のする専業主婦の私です。



1月某日 「探しもの」
年末の失せ物デジカメケースは出てきません。ジンクスはおわりです。捨ててしまったのかな。
 きのうきょうは、毛皮の帽子(キャップ)を探していました。母の海外旅行みやげだった、もこもこ暖かくゴージャスな、お出かけ用。ここのところ見かけなかったけれど、どうせ、車においてきたのだろう、と気に留めなかったのですが、探しはじめて、あら、ないわ、になった。いつもしまっておくガラス戸付き本棚にも、ない(猫が遊ぶので厳重注意で片付けているのに)。 ではバッグの中かな、いや、ない・・・・・。洗濯籠?押し入れ?タンス?・・ない。
こういうことをしょっちゅう言っている私ですね、イライラ。ドキドキ。
結局、帽子はあるべき本棚の漱石全集の上に押し込んでありました。(実はしっかりしていた私じゃないか)
それで一件落着のはずが、家の中を歩きながら、気分では、まだ探している。なんだろう、この現実と認識の時間差。認知能力の劣化か・・・。
 テレビで、大河ドラマで竹中半兵衛役になる人が「僕はいつも探し物をしてます。今朝も出がけにポーチを探していました。人生は探し物をしているようなものです」というようなことを言っていました。若い人はいいねぇ。カッコよくまとめて。



1月某日 年の初めに
ことしも、ずっと愚痴っていられますように。
それも、元気な証拠と思召して、お許しを。