はどそんのつぶやき2018-1

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6月某日 絵本「のげしとおひさま」
 人が読み聞かせをしているのを聞いて、やっぱりいい本だなあと思う。
蝶や蜂のように遠くへ飛んでいきたいのげし(雑草の花)。
でも植物は動けない。
お日さまは、「私の光をいっぱいすっていれば行けますよ」とはげます。
あきらめかけた頃、のげしの花は姿が変わってきて、
綿毛になって遠くへ遠くへ飛んでいく。
動物は動く植物は動かない、とその差を覚えてた子ども時代。
植物も、日々動いている。
地中に根を張って、葉を広げ、伸び、そして種を飛ばす。
その事実に気がついたのはずっと大人になってからだった。
自然界っておもしろい、子どものころ、これに気が付いていれば・・・・
どうってことないか。
絵本が教えてくれるのはたのしいだろうな。
それを支えてたお日さまのことばも、うれしいな。



6月某日 優先順位
 民放テレビはクイズ番組が好き。お金のかからない番組。最近は
東大生と芸人を競わせたりしている。こういう番組はあまり見ないのだが
たまたま見たとき、
東大生のクイズ王ー東大医学部生で司法試験も取ったーに
インタビュアーが、どうやって勉強する時間をとってるか、たずねると、
「優先順位です」と答えた。パーフェクトに勉強をする必要はない、と。
なるほど!!、と私は納得。
一日かかっても終わらない家事も、優先順位でこなそう。
1番は食べる事、2番は犬の世話、3番は約束事・支払い事。  
毎晩、優先順位の最後になるのは後回しになるのは洗濯物たたみだ。
落ちこぼれにも共感のできるアンサーだった。
優先順位、優先順位と呪文を唱えながら、家事をしている。
掃除はあとに。風呂の洗い場もあとに。家計簿も。いつの日か。



6月13日 HP不調
表紙の転送ができない。
そういう時の修復仕様を忘れている私。
困った。思い出すまで新しくできないよ~。

(一日たったら、転送されていました。なんなんだろう、この遅延)



6月某日 風邪は
治っているはずなのに だるい。
また、「おはなしのロウソク」に火をつけると咳が止まらなくなった。
臭いへの過敏症が戻ってきてしまった。困った。



6月6日 気がつくと梅雨時
東京は梅雨入り。こちらはどうかな。
梅雨らしい雨のないのが裏日本だったが、最近の気象は
昔どおりではないね。



6月某日 風邪の連鎖
 5月24日からだ、孫1号が不調になったのは。25日(金)には38度の熱。
26日(土)熱はさらに上がって、小児科医に行った。
高熱と下痢が5日間つづく風邪が流行っているのだという。幼稚園に行くと
流行病も貰うものだが、ついにそうなったか。これまで皆勤賞だったのに残念だね。
翌日には孫2号が39度の熱を出して二人して下痢をしているもよう。
土日はたのもしいパパがいるので手を出さなかったが、月・火は救援に通った。
熱があっても遊びたがっている元気な38℃っ子たちだ。グッタリママの手伝いというより
遊び相手役です。
そして、今度はママが発熱。ご飯支度もままならず、こちらに避難してきた水・木・金。
土曜には幼稚園のおやこ遠足があるから帰るという金曜(大丈夫?)、帰ってもらった。
体温計で測ったら、風邪ひきさん、みな下がっていた。大丈夫でなかったのは、こちら。
38.6度あって、ビックリだ。
今度はわたしに風邪が乗り移ってしまった。長引きそう~歳だからねえ。
結局4日間、点滴し、やっと熱は下がった。
御老体にうつりませんように。
病中、買い物をし、茶わんを洗ってくれて風呂を洗ってくれてありがとう。



5月29日 五頭連峰の遭難
 連休の5日に登山して以来消息が途切れていた父子の遺体が発見された由。
毎日、家から見える山を眺めて、希望が絶望に変わってはいたが、痛ましい限りだ。
(後記)



5月某日 変質者情報
 7日に西区で小学2年女子が殺害され列車にひかれる(跳ね飛ばされる?)事件がおきてから
幼女を持つ親は皆、ピリピリ。
Kちゃんも、早速、変質者情報ネットに登録した。おどろくことに毎日のように
市内で変質者情報が流れる。不気味な時代になってきた。



5月某日 アップル
 アップルウオッチは、アップルのタブレット又はパソコンで探すと
地図上に居場所を知らせる。
それで、職場に忘れてきたわけでなく、自宅にあることは分かった。
そういう機能が付いていたのも、今回気がついた彼。
そして、地図を拡大していくと、ほぼ家の間取りもわかって、
タブレットの位置より南側にあるということまで分かった。
たぶん洗面所付近なのだが、見当たらない。もしや?と
ティッシュペーパーの箱の中を手探りすると、あった!
もぐってました。
上に置いたのが、中に落ちて、見えなくなっていたのでした。
すごいぞアップル。
そして、手洗いするときに外してそばに置いた彼。
失せ物探しの格言「あるべき場所にある」(わたし作)
 パジャマのズボンはKちゃんが借りて履いて
家に帰っていたから無かったので
後日返しに来た。貸したのを忘れていたのは私。
 シマシマのシュシュはまだ見つからない。
イヤリングも。



5月某日 犬の病気は完治不能
 精密検査を受けた。糸球体腎症で、数値が平常値の4倍だった。
ドイツ自然療法のサプリ・注射を中医学(漢方系)の女医は薦める。
西洋医学の薬もあるらしいが、自分からは薦めない。
それで?治るんですか?・・・・完治は不能。
 ツレは、進めば腎不全・尿毒症・尿が出なくなる、という。
今は多尿なので、まだ軽い。治療はないという。
老化現象と捉えて、つきあうか。



5月某日 アップルウオッチはアップルウオッチが
 探し当てた。詳しくは後日。
今はパジャマのズボン。シマシマのシュシュ。
イヤリング。    いつも探し物中。



5月某日 きょうも
 犬君のマット(タオル地のベッドパットを3枚折にしている)を
昨日は2回、今日は1回、洗濯した。
散歩でシャーとやってきても、食事をして水を飲むとまたしたくなるんだな、と察して
食後30分したら、ハウスから戸外に出してやるようにした。外に出すと、する。
家の中に居させるときはオムツをして、なるべく人のそばに置いてやる。
孤独は老化をすすめる、と「老犬生活」の本に書いてあった。
 それって、人間もだねえ。
誰も来なければ、掃除もしない、身だしなみもかまわず
まず、めんどうなことはイヤになる。老化病を口実にして。
しゃべり合うことがなければ、独善的にもなる。人の意見を聞かない。
と友人の老親の話を聞くが
わが身にも・・・・あり、だわ。



5月某日 けっきょく老化のせいなのか
 この半年、犬くんの下痢に悩まされている。獣医も替えた。
ドッグフードも推薦の新製品に替えた。それでもダメで手作り食講座も受けた。
ほとんど手作り食にしてきたが、一進一退。体重はどんどん減っている。
冷えのせいもあるかと、この冬はエアコン暖房をつけっぱなしにしていた。
犬の部屋は一番広い書斎だけど。
それでも完全に良くなってはいない。
 獣医は肉類を増やせと言い、漢方薬系のサプリを出した。
血液検査では、肝臓腎臓胆のうの数値が悪い。
食事にサプリを振りかけること3回目から、ニョウ量が極端に増えた。
散歩に出れば4回。ハウスの中でも。食堂の床でも。
薬草の中には利尿効果をうたうものも含まれていた。
 夫は漢方薬などやめろ、という。それでやめている。
けれど、室内でもホーニョーは止まらない。
ハウスの中に敷いているタオル、シーツの洗濯が毎日になっている。
ベンといいニョーといい、跛行といい、ままにならないのは
老化のせいなのか。犬15才。
何も治療しなかった前の獣医が正しかったのかな。
 これは老人介護のはじまりなのかな。覚悟がいりそうだなあ。
なんだか、私と連動しているようで、辛いな。



5月8日 かこさとし逝去と原先生と林先生
 それで、友人と電話で話しをした。
「だるまちゃん」たのしかったね。
「からすのパンやさん」も。「とこちゃんはどこ」も。
私たちが子育てしていた頃はいい絵本、いっぱい出ていたね。
いい時代だった。
 かこさとしの長岡での講演会にも行った。
化学者だから脳細胞のピークは13才、なんて話をしてた。
その頃かこさんは、もう科学絵本に夢中になってらしたころだ。
たしか昭和電工に勤めていたはずだったけど、
阿賀野川水銀中毒が公になってからは経歴からははずされていたっけ。
うちの子が最初に出会った絵本は「かわ」だった。
0才の頃でただただ、川をなぞって遊んでた。遊んでいた。
セツルメント出身というのが終始、子ども目線だった根っこだね。

 テレビで見る かこさとしの近影は、施設に入ってからの原先生にそっくりだった。
そこで、原豊一郎先生が送ってくれていた「どんぐり通信」の話になった。
それは子どもが「おもしろくってたのしくなっちゃう」本の紹介・解説のペーパーだった。

 東京の林先生が、「どんぐり通信」を冊子にして、長岡図書館に寄贈されたこと!
大学の学生さんたちに各号をまとめてもらって・・それだけでも
次の世代に引き継いでもらえたわけで、うれしいよね。
学生さんも担当した本はきっと読んだだろうな。
 原先生が推薦する本、全部は読みきれてなかった、子育てで忙しかったし。
今思えば、書いた本の数倍も読んでいらしたんだろうし、
それってすごかったね。
 林先生は、小学校の校長を終えられて、今は大学で学生を指導されている。
現長岡市の与板のご出身で、原先生の遠いお身内でもある。
かつて、原先生のお宅のどんぐり文庫(家庭文庫)を訪問された思い出から、
学生の指導に「どんぐり通信」を役立てることを思いつかれ、
全251号の通信の要約本を発行されるに至った。うれしいよね。
 このまま、埋もれてしまうところだった原先生の業績を、掘り起こしてくださったのだ。
林先生も、原先生と同じく、大人(親や保育者・教師)が まず子どもの本を知り
子どもに読書への橋をかけてあげることが大切なのを知っておられる方だ。 
それも、このホームページがきっかけで、お知り合いになれたこと
わたしはとってもうれしい。



5月6日 失せ物・夫編
アップルウオッチがなくなった。(あとで ね)



5月5日 菖蒲湯
 そんなことする気はなくてもスーパーの入り口に、デンと売っていると
毎年、買ってしまう、伝統だもんね。
昔、こどものころ、銭湯に行くと必ず、切った菖蒲が入っていたよ、5月5日には。
お湯全体が良い匂いになって、菖蒲の茎は口に含んでピーピーならしたっけ。
でも、これは 匂わない。鼻に近づけると臭い、強烈に臭い。
農薬臭だ。来年は絶対買わないよう、ここに記す。




5月3日 喉頭炎
 Kちゃん、ことしついに花粉症デビューか、と耳鼻科にいったら、咽頭炎ですと言われた。
それが4月の6日。それから数回医者通い。薬が切れると悪化して、
月末頃には、とうとう声が出なくなった。医者から3日間しゃべるなといわれ、
スマホに言葉を打ち込み、それを音声出力で子どもたちに聞かせて話をしてた。
めんどうなり。 熱は出ないが、さすがにぐったりしてる。
 そして、当てになるはずの亭主殿は休日もバイトで日中は留守。
そうなると、ここが休日の託児所になるわけで、連休は連日、通ってきていた。
そうでもしないと、病人は寝ていれないものね。
そんなわけで、連休はどこも行かなくても忙しかった。
あ、行った行った、ジージとバーバが、
デパートにおチビ達を連れて行った。
ママにおうちのお片づけをさせてあげるために。



5月2日 打ち合わせ会
 小学校のボランティアの打ち合わせに行った。
実は、勘違いしてて昨日だと思ってて、出かけようとした。
ちょっと待てよとスマホの予定表を見て、明日だと気がついてストップ。ひやひゃ。
来るはずのメンバーがひとり開始間際になっても姿を現さないので、メールをしたら
集合時間を(彼女が)30分勘違いしてのんびりしていた。すぐやってきて間にあった。
昔だったら、私たちおっちょこちょいね、だったけど、今は・・・言わずにおこう。
 小学校では、今年度から英語が正課となり科目が増えたことにより、
授業時間がたりなくなり、これまで授業が始まる前の15分が
朝読書の時間として生徒の自由だったのが、正式授業の時間に組み込まれた。
そのため、先生方も出勤時間は早くなり、教師も生徒も忙しさは増えるばかりだ。
なにか、間違っているとしか思えない。

夜は見事な月が出た。すぐそばに金星かな、ひときわ明るい星を従えて。



5月1日 十五夜
なのに、曇っていて全然みえない。
昨日はきれいな満月だった。お月さまに会えるとうれしい。
夜中に家を一歩出ると、星も月も見ることができる家はうれしい。
いつまで、いられるのかなあ。(と、なんでも悲観的にみるのがわたしの悪い癖)



4月30日 おかあさんコーラス
 全日本おかあさんコーラスの県大会が近くのコンサートホールであった。
友だちが出るので、聴きに行った。彼女の出る第3部だけ。数十分。
数分して、しまった、と思った。気温25℃、暑くなってホールは冷房が効いていた。
冷える~。もう、ひざ掛けも持って動かねば。
 コーラスは、彼女のグループがピカイチ。曲も「雨にも負けず」
実は賢治さん、病の床にあって、でもこういう人生を送りたかったなあ~と自身を鼓舞する詩。
曲も元気そうに始まるのだが、長調になり切れないところに悲しみを埋蔵している、かな。
わたしたちも、そーだねぇ。 充分がんばってるよねえ、ママ。



4月某日 老い
鏡に映った顔に髪の毛が1本張り付いている。取ろうとしても取れない。
変だな。拡大鏡で見てみると、それはシワだった。おでこから眉間へ、さらに眉の下を通って
眉尻近くにまで。
これでもか、というシワに音を上げるよ。



4月某日 連休
なんの企画も予定もない。
子どもが風邪(喉頭炎)をこじらせているので、そのヘルプで終わりそう。



4月某日 保育園、訪問の日にちを間違える?
出かけていって、昨日でしたよ、と言われた時はとっさに返答できずに
頭が真っ白になった。素直に謝った。釈然としないが。
翌日よーく考えた。手帳に日付が書いてある。
先月その場で書いている。先生がいつもと違う曜日に変更を申し出てきて、
私は体操教室も休まなければならないのを、覚悟したのを覚えている。
事物は覚えられなくても、感情というのはけっこう記憶に残る。
どうも、あちらはその場でメモしなかったので、
いつもどうりの曜日にしてしまったのではないかな。
その日は落ちこんだが、
たまたま、釈明の機会があって、こっそり担当と話ができた。
ボケてなくてよかった。もっとマメにメモを取ろう。前日確認しよう。



4月某日 宮沢賢治を読書会で
 連続読みをするという。私はパス。
ずっと座っているのは腰痛人間には苦痛。
ほかの人の感想・意見を聞いてもしょうがない。
(まあ、これは口に出さない。)
 たまたま、図書館で出会った人に
「宮沢賢治は、わからない。理解できないところが多い、
世間で評価しているのと実像は違うんじゃないかな。苦悩の人では?
宗教が彼を救ったとも思えない。
生前全く認められなかった不遇の人だよね」というと
"mee too"と言われて、私はホッとした。
「おもしろかったのは「注文の多い料理店」」
「クランボンを教科書でやるのはちょっとねえ」、も共感。
客観性がたりなくて、自分の世界に逃げていってる。そこが自分の癒しの場。
会津八一と同じく、生家の家業を嫌い、
八一はあおによしの奈良に自分のあるべき場所を求めたように
宮沢賢治はイーハトーブに逃げた
賢治の大ファンは大勢いるけど、根底には宗教観もあるし、
私にはほんとうにはわからない。
「よだかの星」も「「氷河ネズミの毛皮」も「イチョウの実」も好きです。

 私は孔子との共通点もある気がする。
こうあるべき、の哲学理想はあっても それが報われなかった。
「雨に負けず」は、こうありたいで終わってるよね。
孔子も かくありたいで終わってるんじゃないか?
晩年、厚遇されていなかったよね。

<孔子の読み方>
「子曰 吾十有五而志于学。 三十而立。 四十而不惑。
五十而知天命。 六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩」
去年、別な解釈に出会って我が意を当たりの感想を持った。
ふつうには こう解釈する。
「孔子が云う、
私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。
(松嶋有香さんサイトより)
えらいよね、君子かくありき。かくありたいがとてもとても、そうはなれない。

 2017年5月号『図書』で今枝由郎(チベット宗教学者)は
こうも読めるのではないかと問いかける。
「 最初の「志学」の「志」が最後まで一貫していると見なす・・・
例えば40才で不惑になったのではなく、
まだ迷っている自分を前に、これからは「不惑」たらんと志を新たにし、
70才になってもまだ矩を踰えている自分を認識し、「従心」たらんと志した、」
 「敢えてこう解釈すると、再晩年になっても自分の至らなさを認識し、
さらなる高みを志していた孔子像が浮かんできて、
人間としてより親しみが持てる気がする。」
 筆者と同じく古希を迎えた我が身も大いに共感するところだ。



4月某日 昔からのおっちょこちょい
 友だちが亡くなった。母の同級生で母亡きあと、ずっーと文通してた。
会ってはいなかったけれど、自分の気持ちに区切りをつけたくて弔問に行った。
食欲不振をつねづね話していて、炭水化物は食べられると言っていた。
さいきん私が夢中の鰹そぼろ(ちきり清水商店)ならご飯が進むだろうと思って、
亡くなった連絡が来たその日に注文していたのが
やっと届いた日、何かの縁だと、仏前にお供えすべく出かけた。
 日本建築の涼香なたたずまいの玄関の右の
客間・仏間の戸は開いていて、入り口近くに大きな仏壇が見えた。
部屋のとおされて、ご遺族にかんたんに挨拶してから、
まずお仏壇をお参りさせてもらいます、と仏壇の前に座った。
すみません、お線香が苦手なのでロウソクだけつけさせていただきます、といって
マッチを擦って火をつける。数珠をだしてお参りして火を消す。
頭をあげてゆっくり仏壇を見ると、あれっ、彼女の写真がない。
娘さんと旦那さんの写真はあるのに。・・・・
はた、と部屋を見回すと、その右側に白い祭壇があって大きな彼女の写真と
白いお骨箱があった。
ひやり。あらためて、火を灯しておまいりをした。
注意力散漫・注意力不足。かつては おっちょこちょい。

遺影は母が写してあげた写真だった。毎週女子会を開いていて80歳の時
みなオシャレをして、この日のために写真を撮ったのだと、はじめて聞いた。
写真が趣味の母の写真は、無かったなあ・・・。
やすらかに、お待ちになっている御夫君御嬢さんのもとへ旅立たれたそうで、
さいごまで介護してらした優しいお嫁さんとなごやかにお話ができて良かった。
あの世からも あきれられたでしょうね、トクさん。



4月某日 失せ物
探し物はあるべき場所からみつかる。
★シュシュ・・・
髪をまとめて輪ゴムで縛った上に飾る、ゴム入りの幅のある布たまに毛皮。
ショートカットにしていたので一度はみな捨ててしまったのに、また髪を伸ばし�て、
買いなおしていた。いまたった3つ(冬用毛皮のもこもこ、も一つあり)。あっちこっちではずすので
いつも探し回っている。この頃、自分を信用していない私は、かならず置き場に戻しているようなのだ。
置き場の奥の奥からたいてい見つかる。
ほんとに、こういうことが多いよ。
★ツレの靴下の片っぽ・・・
洗濯機に残ってるかな、乾燥機に残ってるかな、
その周りに落ちているかな、他の人のに混ざっているかな・・
あちこち探して見つからないので、あきらめて靴下の引き出しに仕舞おうと
開けると、ちゃんと先に もう片方が鎮座ましましていた。
自分を信じていないことが、生活をスムーズにしているのだが、
見つかるまでは、心はオロオロ。疲れる私だ



4月某日 くさっているとき
ダメモトを決め込むと人生は楽。こういう考えは年の功かな。
失敗は、しょうがないよねこの私だもん。とおもってればやりすごせる。



4月12日 茶碗洗い
 疲れていたのと悲しい知らせがあったのと、
夕食のバターたっぷりのホワイトソースが悪かったのとで、腹痛でベッドに横になっていた。
そのまま、寝てしまっていたらしい。かたわらのベッドの音で目が覚めた。
ツレが寝る仕度をしている。
「洗っておきましたよ」「えっ !?」
ツレが食器鍋ザルボールを拭いて片付けて洗っていてくれた。初めてのことです。
ありがとうございます。感激です。



4月某日 引っ越し
2階の住人Tちゃんが、猫を連れて引っ越していった。
紫煙から解放されて清々するだろうと思っていたのが、
期日が迫ってくると淋しさがつのった。
新しい仕事がうまく行ってくれますように、祈るばかり。
ときおり鈴の音が聞こえたりして、猫が?と不安になりメールをした。
そんなことはなく空耳だった。猫は、
Tちゃんがたっぷり遊んでやって落ち着いたらしい。



4月8日 雪
朝、早く起きてた人が、雪だよ、と知らせにきた。
まあ、公園の丘もまっしろ。なんだかこの冬はおかしげな冬だった。春はいつからだろう。
とはいえ4月だもの、「白金のふすまの岡辺 日に溶けて淡雪流る」だった。



4月1日 エープリールフール
どこかのタレントさんがブログに嘘八百を書いたそうだが、
そのほかに、おもしろいネタはなかった。
真面目人間の日本人には、あまり合わないのかもしれない。
「・・・・、ウソだぴょ~ん」と言い合える近しい人がいるといいね。



3月31日満月
月の出 家と家の間から見える月は 赤く大きな月 
すぐ雲の中に隠れて、見えなくなった


3月29日 黄砂
郊外のバイパスを走ると辺り全体が曇っている 春霞? 
いや、ちがうね、、のどかな感じではなく、息苦しい 苦しい 
家に着くと、車に黄色い砂が積もってる 
ニュースによると黄砂が降ったのだそうな。
そういう季節だったっけ



3月20日 「ドングリ通信」 生きかえる!
 後日、仔細を。



3月某日 靴
 もう雪が積もることがないだろう。
冬のブーツを、とりあえず下駄箱に放り込む。
今、履く靴と長靴だけを出しておく。
靴のかかとを踏むんじゃないよ、と幼いころから母に叱られていた。
つい潰して履いて、つっかけにしていた私であった。
その癖は大人になっても治らず、
ついつい、やってしまっていたが、
今は、踏んづけて履けるように、折り目が付いている、
または、そこがゴムでできて踏みやすいような靴が売られている。
私も、ツレも、ふだん履きの靴は、それだ。
だらしな系の人間も、生きやすくなったわ。



3月13日 ラストスパート
 締め切りは15日。そう、確定申告である。
母の残した小さな店の確定申告は、2月中にさっさと集計表を税理士さんに届けて提出もお任せ。
次は亭主の確定申告。いちばんの難題は医療費の集計。
集めるべきものはー給与源泉徴収票、年金、介護保険、生命保険、地震保険。
それらの証明書はそろえてある。
だから、ちゃっちゃと書くだけ、打ち込むだけとのんびりしてた。

 それが・・・・・医療費領収書を入れた袋(ポリ袋)がない。捨てたか!?
あちこち探したが、無い。無い無い無い、例のごとく。
そういえば、朝のゴミ出しの中に紙が詰まったポリ袋があったなあ。
青くなるというより またかと思う。ダメダメ主婦だ。
ツレが帰宅してから、ごめんなさいと話した。
しょうがないな、とアッサリ一言いうだけで、責めることはなかった。
そういう鷹揚なところは助かった。ありがたい。
何も言われなくても十分しょげているのだ。

 夜はあきらめて、書類棚の整理をはじめた。透明ファイルが二つ出てきた、
あれっ?とよく見たら、29年度医療費の領収書を個人別・月日別に整理してある。
あった!
ポリ袋に入れておいたら私のことだから捨ててしまうかもしれないと推測して
キチンとファイリングして棚に入れなおしていたのだ、私が。
呆けてる自分を先回りして防護している私がいる。
それを忘れてる。やっぱり相当なボケ。
ともかく、ホッ。なにせ、これで今年も医療費控除ができる。



3月某日 オリオン星座 
 深夜、家を出ると、空にはオリオンが瞬いてた。
それが、荒れた天気がおさまって、気がつくと、いなくなっていた。
空は春の星座にとってかわられていた。
小鼓型のくびれの真ん中に三つ斜めに星が並んでいるのがオリオン座。
すごくわかりやすいので知っている、他の星座を知らない。
宮沢賢治の「星めぐりの歌」にも出てきて、親しみを持っていた。
「あかいめだまのサソリ、・・・・
オリオンは高く うたひ、つゆとしもとをおとす・・・」
季節が行っちゃった。なんだかさびしい。



3月某日 足の裏のシワ
 靴に違和感。最初、ゴミが靴下に入っているんだと思った。靴下を脱いで歩いても気になった。
足の裏を見ると縦にシワが入ってる。それがよれて何かが挟まったような違和感があったのだ。
歳をとるって、いろんなところに変化が出るもんだわい。



3月某日 春の陽ざしが嫌なこと
 冬は気が付かなかった、目立たなかったホコリや汚れがくっきり見える。
とくに。窓ガラスの汚れ。あーあ。



3月某日 気温とヒートテック
 気温が10℃を超えると、極暖ヒートテックのレギンス(昔風に言えばズボン下)を履いているとかゆくなる。
ふつうの人は”汗ばむ”、となるんでしょうが、私はあまり汗をかかないので、直に痒みに直結する。
これはとても暖かく冬は手放せない。軽くて柔らかで、ウールより快適、寒い時はいいんだけれど。
体は温度に素直に反応するなあというのが近年の統計的実感。
 上半身用のヒートテックは、ブラトップ以外は、ずいぶん前からやめている。
片や腕が、やっぱり痒くなるのだ。
薄くて伸縮性があって、子供用も重宝しているようだけど、考えものだよ。



3月6日 啓蟄
冬眠していた?穴にもぐっていた虫が動き出すという日。おととい18℃。昨日7℃。今日は5℃では、寒いとしか感じない。手袋なしにハンドルを握れない。それでも、この1週間で、ずいぶん雪は解けた。新雪食いが冬のなによりの楽しみだった我が家の犬は、目に見えてガッカリしてる。その不満を駆け足で晴らしているのか、散歩の間、ずっと走っている。家の近くに来ると全力疾走する。付いて行くのがしんどい。激ヤセしようが、便がゆるかろうと、室内でオシッコたれようと、食欲は旺盛で、駆け足で走る。おまえも啓蟄の仲間か。
老いに勝って、元気に生きようね。



3月3日 北帰行はじまる
 夜の11時半、ホームズの寝る前のひと仕事に、外へ出ると、コウコウと月が輝いて満天の星だった。
その空からコウコウと声がする。
声のするほうを見ると、月の光を浴びて真っ白な鳥が6羽、一列になってて飛んでいる。東北の方向を目指して。
白鳥は群れで飛んでいるときはいつも鳴いている。
先頭が声を出しているのだろうか、こっちだよ~遅れるなよ~と。
そうだ、もう3月なのだ。
毎日のルーティンならば、朝に潟から田んぼへ稲の根をついばみに来て、夕方には潟に帰るのだが、
夜の飛行は・・・訪れるときも深夜だ・・・きっと旅立ちの時なのだ。
東北経由北海道経由でシベリアに帰るのだろう。
ことしは雪が深くて新潟を離れ長野へ行った群れが多かったという。
大雪に耐えて、新潟に居残っていた白鳥よ、おなかはいっぱいになったかな。
この2、3日、雪の解けた田んぼで、よく見かけた。さようなら、また秋に会いましょう。



2月某日 やっと
 確定申告が、ひとつできた。あした税理士さんに届ける予定。
パソコンがあって、よかった。
エクセルで表を作ってあれば、去年のものに、数字を入れ替えるだけでできる。
関数はよくわからないが「たす・ひく」くらいなら、オートザムで私でもできる。
なにも頭を使わずに。・・・そんなだから、ボケるのかなあ。
 でも、昔、母の帳簿を手伝っていた時は、電卓の打ちまちがいで、
数字ひとつ間違っても、全部書き直しだったからなあ
楽になったもんだ。



2月某日 誕生日
 誕生日が近い人に、お祝いの日は何が食べたい?と聞くと
祝う気分になれない、と答えた。忙しいのは確か。
じゃあ、ひと月先のばししようね。で、話を終えた。
歳をとるのがうれしくない、節目に来てるね。
だんだん、あきらめと居直りとで受けとめられるよ・・・いやいや、
受けとめたくないねえ。お祝いだけはもらうの嬉しいけど。
それも嫌だというナイーブな季節だねえ。



2月20日 二十四節気の雨水すぎて
 鍋に穴があいた。ガスレンジにかけたらポタポタ水がこぼれて気が付いた。
20センチの 確か、ひらせいで450円くらいだったステンレス両手鍋。
安い鍋は薄くて軽くていい。
デパートで売っているような高級品は皆、重い。重いのは辛いのだ。
まあ、5年以上は使っているが、鍋に穴があくなんて、ビックリで、…なつかしい。
私の御幼少のころはそれを直す鋳掛屋という職業があったような気がするが、
今は、捨てるしかないだろうね。

今日は青空が広がっていい天気だ(午前のこと)
消防署は、はしご車を思いっきり伸ばして訓練をしてる。
東京のテレビ局のアナウンサーは、新潟は最高気温が2-4℃で寒いです、
なんていってたが、オンの字ですよ。最高1℃とかー1℃の日の後は。



2月某日 物忘れ外来に行こうか
 すぐ忘れるからメモを取る。自分の記憶力には頼らない。
メモを忘れて買い物に行っては用が半分も足りない。
最近はあきらめて、一つのところでは一つ用を足せば良し、
自分ではよくできた、ということにしている。
しかし、メモを書いても、それが何だったか、忘れてる。
「領収書紛失事件、 2/15スマホ紛失事件」なんてメモ帳にあるが、
それなんだったのだろう。



1月某日 赤っ恥ついでに
 落としもの事件も告っておこう。これは去年の暮れのこと。
スーパーのATMに行って銀行預金からお金をおろそうとした。
バッグから財布をだしてキャッシュカードを出そうしたら、いつものポケットに入っていない。
バッグを探したがないし、コートのポケットにも入っていない。うちに置いてきたかなあ。
その記憶は定かではない。別な財布に入れたかなあ。・・・
困ったなあ、家に帰って家探ししていたが出てこない。銀行に言ってとりあえず止めてもらうかな、
なんて考えていたら、銀行から電話があった。キャッシュカードを紛失してないかと。
どこで落としたんだろう?そのスーパーで、だという。??
まあ、よかった。と取りに行こうとしたら、そのカードは警察署で保管しているとのこと。
 行きましたよ、電話をしてすぐに。こんな時は素早く動く私である。
警察署の入り口そばにその係はあって、免許証を出して受け取った。
どこで見つかったかというと、ATMの前(床)なんだという。
私の後にATMに来た人が見つけてスーパーに届け(ありがとう)、
スーパーが警察に連絡して どちらかが警察署に持って行った。
拾った人は誰かはわからないがスーパーの係にはお礼の電話を入れた。
それにしても、バカだねえ私。ATMの前で
財布の中、バッグの中、コートのポケットを探しまくっていたのに
まさか足下に落ちていたとは、思いもしないで見もしなかった。
注意力が落ちている・・・・トホホ。

と、いうようなことが多くなっている。
真っ青な子供の食事用ゴムエプロンを流しの前の出窓の棚の鍋の取っ手にいつも掛けている。
それを取りに行って、あれ?ないよ、と居間に探しに行った。無い。
また台所に戻ってl来ると、この場所から30センチ離れた他の鍋に掛けてあった。
最初にさがしたとき、それに全く気が付いていなかったのに愕然とした。
目に入ってないのだ、30センチ先の真っ青が。
視野狭窄も視野欠損もない。
脳の認知力が欠けている・・・・トホホ。



1月某日 いつも赤っ恥
 14日の顛末は馬鹿丸出しですね。
年賀はがきの特別割引は7日までだったんですねー。
得意げに娘に話したら、7日が締め切りだよ、と驚かれた。え?検索したらそのとおり。
さて、出しちまったハガキはどうなるか?困った困ったと気に病んでいたら、
戻ってきましたよ、輪ゴムで一束にして。
さて、いまさらどうしようかな、と迷っているうちにその年賀はがきが行方不明。
家の中でですわ。あまり親しくない人には、もう出さないことにしてはいましたが、
いつもノロノロと送っている友人知人には出しなおさないとなあ・・・
なんて日を過ごすうちに、出てきて・・・恥をかきながら10円切手を貼って出しました。
新潟の友人に「友情は努力だよ」と言われたのをかみしめながら。
カンチガイとか、ズボラとか、ボケとかも、受け止めてくれる人とお付き合いしていこう。
相手のほうから嫌だわと言われたら、しょうがないけどね。



1月14日 0:25
 除雪車の音がする。家が揺れる。
助かるから、うるささも振動も いやではない。
これで四日目。ことしは里雪。しかも、市のど真ん中の、
新潟市中央区がいちばん雪が多い。全国ニュースでも報道されてた。
きのうは積雪80センチだったが、今日も降っている様子。
街なかだから、この辺のように中小の土木会社が多くない。
それで除雪が間に合わない。
学校町には、まだ除雪車が来ていないようだ。
 今日中に仕上げなければならない仕事がある。
まだ寝られない。
ほら、今年は15日過ぎると年賀はがきは
10円切手を貼らなきゃならないから。
チョー・ノンビリな私にも、期限をつけられたわけだ。
まにあうか?



1月11日 雪
 昼までは、たいした降りではなかった。
昼ごろから急に どかどか降りになった。
体操教室の日で、新潟に出ていたが、 
これは家に帰って車が入れられないかも、
と案じて、デパートに行くのをあきらめて帰宅。
 案の定、駐車場に入れない、
雪が積もっててスリップするのでね。
まず雪かきをして車を入れる。
 長岡へ出かけていたTちゃんも、早々に帰宅。
高速道もノロノロ運転。
みんなの駐車スペースを確保すべく
さあ、雪かき体操もまた開始だ!
と、いったん終わったはずが除雪車が来て
道路の真ん中から退かした雪の山脈を
家の前に築いていってくれた。
再々度、雪かきだ。
バテ無かったのは、
体操教室でストレッチの準備体操をしてきたおかげ。



1月5日 パソコンおるす
 パソコンを開けない日もある。あける時間がない日もある。
若者はスマホがあれば、パソコンがいらない(持てない?)らしい。
私もスマホで、大方の用は足りる。
アマゾンや通販でネット注文をするときくらいかなあ、使うの。
このパソコンは立ち上がりが遅いし、
ホームページビルダーを開けないと更新できないので
ホームページも間遠にありがち。
グチが溜まったとき、感動を覚書したいときのために、
のんびりやっていきますわ。



1月1日 新年はスーパームーン
 あけましておめでとうございます。
今夜は満月、しかもスーパームーン。 
雲をすかして明るい月が見えました。
ことしも よろしく私。